嵐・二宮和也の特番「二宮ん家」(フジテレビ系)が、6月12日午後4時から1時間半放送される。同番組は1月3日に続く第2弾。前身番組は嵐全員で出演していた「嵐ツボ」だ。前半は二宮が家主を務めるゲストハウス“二宮ん家”を舞台にしたドタバタ劇。後半は高橋克実、山田涼介(Hey!Say!JUMP)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、ヒロミらゲストを交えてのトーク企画だ。放送決定のニュースに色めきたったのは、二宮ファン。だが、バラエティ特番と聞いて残念がる声がことのほか多く聞かれた。というのも、もっか俳優業が開店休業状態だからだ。
「二宮は嵐の活動休止後、ジャニーズNO.1の演技派と言われる演技力を生かし、役者専業でいくともっぱらでした。しかし、ふたを開けてみれば、テレビレギュラーはバラエティ番組『ニノさん』(日本テレビ系)のみ。役者としては昨年10月公開の映画『浅田家!』の主演のみ。コロナ禍の折、興収12億円を超えるヒットとなり、第44回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど高い評価を受けました。連続ドラマも2018年放送の『ブラックペアン』(TBS系)以来ご無沙汰。平均視聴率14.3%を記録し、続編を期待する声も上がりましたが、それっきり。嵐・松本潤が同枠での主演ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)の映画版『-THE MOVIE』を撮影。2023年放送の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)の主演も決まったというのに、二宮には噂すら出てきません」(芸能ライター)
二宮が今、のめり込んでいるのは、演技でもダンスでも歌でもない。前々からやりたがっていたYouTubeの面白さにどっぷりハマっている。俳優業には目もくれてないようなのだ。
「二宮は4月25日にYouTubeで『ジャにのちゃんねる』をスタート、6月3日にはチャンネル登録者数250万人を突破する人気に。後輩たちとのわちゃわちゃ感たっぷりのゆる~いトークが新鮮でバカ受けしています。コメント欄を常設、リクエストや質問を積極的に拾い上げるなどファンサービスも徹底。かゆい所に手が届く手作り感満載の仕上がりに、リピート視聴は引きも切らず。二宮にとっても、テレビ、映画と違い、すぐに投稿出来る動画は、目からうろこ。スピード感とダイレクトな反応、工夫するほど伸びる登録者数、視聴回数は手ごたえ抜群。実入りもぐんと増えるため、俄然やる気に火がついたのではないでしょうか」(ネットライター)
役者・二宮はお預け。しばらくは、ゆるゆるとYouTubeを楽しむ二宮ということのようだ。
(塩勢知央)