タレントの菊地亜美が6月13日放送の「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演し、既婚者のお笑い芸人からホテルに誘われた過去を告白した。
番組では、MCの千原ジュニアがゲスト出演者に対し、恒例の「初出しニュース」があるかどうかを質問。まだほかのメディアで一度も打ち明けたことがない、今日初めて言うネタを求められた菊地は、「20代前半の時、7~8年前に、沖縄国際映画祭で既婚者の芸人さんに3日連続で『ホテルに来い』って誘われた」と告白した。
同映画祭は吉本興業が協賛しているイベントで、参加する芸人もほとんどが吉本芸人だが、菊地は「昔だし、相手に迷惑かけたくないんで、これ以外は言えないです」とコメント。ただ、共演者からの興味と尋問が集中すると、「たまたま、この方に羽田空港のタクシー乗り場で会ったんです」と切り出し、「全然別の道なのに『一緒にタクシーで帰らないか?』って言われて」と同一人物から今だに怪しい誘いを受けるという。
これにジュニアが「菊地のことがめちゃくちゃ好きなんや」と驚くも、菊地は「いや、好きっていうか、1回ぐらいイケるんじゃないかと思われた」と自虐的にコメントし、「でも結構、(芸歴が)上の人ですよ。すごい若手とかじゃない」とも明かした。
芸歴32年目を数えるジュニアから「俺より先輩? 後輩?」と質問され、「それが微妙なラインなんですけど、微妙とか言ったらめちゃくちゃ限られますよね」と菊地。続けて、「関東? 関西?」と聞かれると、「関西弁っていうイメージはないかもしれないです」と説明している。
「この不貞未遂をはたらいた吉本芸人について、菊地はほかにも、普段はコンビで活動していることを告白。電話で誘いを受けた際は、『お願いだから、ちゃんと1人でホテルに来てね』とも懇願されたといいます。もしもこれが事実であれば、週刊文春による文春砲ならぬ“菊地砲”が炸裂したわけですが、本人が名前を明かさなかったことでネット民は拍子抜け。『こういうイニシャルトークって視聴者からすると全く面白くないし、候補に挙げられる芸人にとっては迷惑以外の何物でもない』『暴露した側は誰だよと問い詰められ、暴露された側は邪推し、視聴者は名前出さないなら言うなとなる。それなら、言わなければいいのに』『こんな発言するようになったら落ち目だね。告発したいなら名前出せばいいだけ』などと残念がるリアクションが集まりました。
とはいえ、吉本興業の養成所である東京NSCは第1期生でさえ1996年デビューで、ジュニアは1989年デビューです。つまり、関東圏出身の芸人で、なおかつジュニアに芸歴が近く、しかも沖縄国際映画祭に参加した時点で既婚者となれば、該当する芸人は数名。さらにピンではなく、コンビという条件を加えると、より絞られてしまいますが」(テレビ誌ライター)
かつて、元大御所タレントから枕営業をもちかけられたことを実名とともに公表したモデルのマリエのほうが、視聴者にとってはスッキリと炸裂する砲弾だったに違いない。
(木村慎吾)