ジャニーズグループのコンサートグッズといえば、それぞれのアイドル写真をあしらった、ひと目で誰のファンかわかるド派手なグッズを想像しがちだが、そんなイメージは一昔前の話。最近のグッズは各グループの特徴やコンサートのイメージに合わせた、一見アイドルグッズとはわからないものも増えてきているという。
「例えばSMAPのグッズには、大人も使えるお洒落なジュエリーボックスが、堂本光一ソロコンサートでは懐中時計が販売されていました。また、Sexy ZoneやHey! Say! JUMPの場合は、ファンの年齢層に合わせて可愛いシュシュが、充電期間に入る前のKAT-TUNのコンサートでは、スマホ充電器やアラーム付き時計がありました。また、最近では関ジャニ∞グッズのように、メンバーがデザインしたキャラクターグッズなども販売されており、グッズも多種多様、売り場も一層の争奪戦になっています」(エンタメ誌ライター)
お洒落で可愛いグッズや便利な雑貨がある一方で、最近では「おもしろグッズ」も増え始めているという。
「ジャニーズWESTのペンライトには、お好み焼きのヘラの形をしたものがあり、その場合は期せずして二本ずつ買うファンが多かったとか。また、A.B.C-Zのグッズも最近ウケていて、亀梨和也のモノマネが得意な河合郁人のうちわの写真が、亀梨のうちわの写真をマネていたり、メンバーの顔写真がプリントされたトランプでは、馬面と評判の河合の写真だけ馬そのものの写真に差し替わっていたりと、もはやオモシロを超えて暴走に向かっているといった声も聞こえています」(前出・エンタメ誌ライター)
ちなみに「センスがいい」「洗練されている」と評判なのはNEWSのグッズ。「普段持っていてもジャニヲタだとわからず、実用的で可愛いものが多く、女子の気持ちをわかっている」という意見が多いのだそう。
「実用」から「オモシロ」「暴走」まで、昨今はアイドルグッズも様変わりしているようだ。
(琴葉)