モデルでタレントの滝沢カレンが6月19日放送の「ノブナカなんなん?」(テレビ朝日系)に出演し、お笑い芸人の東野幸治による距離感の変化に戸惑っていると不満を口にした。
滝沢は、番組MCの千鳥・ノブから、周囲の人間に対して「なんなん?」と疑問を抱くことがあるかを問われ、「東野幸治さんです」と回答。「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)にて共演する2人だが、滝沢によれば、東野はその日その日によって距離感や態度がコロコロと変わるのだという。
滝沢は「毎週同じ番組があるんで会うんです。この前はすごく仲良くしてくれたんですよ。ずっとお話してくれたり、『オススメの映画があるよ!』って、収録終わって3分後にDMが来たぐらい、距離が近かったんです。嬉しいじゃないですか」と、ある日の東野とのやり取りを説明。しかし、別の日に「『この前教えてもらった映画面白かったです!』って言ったら、『そうですか‥‥』って。(それまでのやり取りや関係性が)なかったことになってるんですよ!」と東野の不思議な接し方にクレームを入れている。
「滝沢のエピソードにノブも『わかる、わかる』と納得。東野の対応の変化には思い当たるフシがあるようです。EXIT・兼近大樹も昨年11月1日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した際、東野とは番組で共演する機会が多く、私生活で電話もする間柄でありながら、『毎回、築いた関係性をゼロにしてくる』と指摘。毎度の様に挨拶をしても、東野からは『はじめまして』のような挨拶で返されるといいます。
同番組MCとして出演していた東野は多方面から寄せられるこうした指摘を自覚しており、いくら楽しい時間を共有していても、どこかのタイミングでそれが『ゼロになってるのよ』と表現。俳優の武田鉄矢も、東野とは何度か共演した関係性にもかかわらず、『廊下ですれ違う時に気配と顔が違うのよ。挨拶するけど、“一緒に仕事したっけ?”って顔しながらすれ違う』とその様子を説明していました。どうやら距離感の変化に戸惑いを覚えていたのは滝沢だけではなかったようです」(テレビ誌ライター)
同じお笑い芸人の界隈だけにとどまらず、モデルや大御所俳優も巻き込む東野の独特すぎるコミュニケーション術であった。
(木村慎吾)