社会学者の古市憲寿が6月17日放送の「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、同局の女性アナウンサーは結婚において「見た目と収入」を重視しているのではないかと推察した。
この日の放送では、コロナ禍の自粛生活が続く中、マッチングアプリを利用して婚活を進める男女が増加しているとの傾向を特集。取材を進めた古市氏は、こうしたサービスの普及が出会いの機会を多くもたらしている事実はあるものの、そうしたアプリにおいても、自らをアピールすることに長けた人とそうでない人が存在し、「恋愛格差」が生じている点にもスポットを当てた。
また、同局の堤礼実アナウンサーは、埼玉県が推進するAIマッチングシステムを用いた結婚支援策を紹介するも、民間のマッチングアプリで重要視されることが多い「容姿」や「収入」といった要素が項目に含まれていないとも説明。これに古市氏が「でもフジテレビのアナウンサーの結婚した方を見てると、やっぱり見た目と収入、大事なのかなって思っちゃいますよね」とストレートな持論を述べると、堤アナからは「中身ですよ」と反撃され、番組MCの永島優美アナも「いやいやいやいや、(結婚で重視するのは)価値観ですから!」と古市氏の指摘を否定した。
「やはりフジテレビで長く看板アナとして君臨していたフリーアナウンサー・加藤綾子による“年商2000億円”社長との電撃婚もあり、古市氏のズバッと斬り込んだ女子アナの結婚論には、ネット上で『古市さんナーイス笑 フジテレビのアナウンサーさんに向かって言うのすごい』『結局そういうこと』『ド直球過ぎて笑った。女子アナはめっちゃ否定してたけど、それがまた拍車をかけてた』『これは痛い所を突いてる』『当たり前。カネのない男は無理』などと同調する声が続出しました。
一方、フジテレビの女子アナも良家の出であることが多く、一般的な会社員と比べて高所得者に該当するため、自然と金銭感覚などの価値観が一致する高収入な男性を選ぶ傾向が強まるのは自然な流れとも言えます。よって、『価値観って言葉の意味だろうね。女子アナになろうとする人の価値観は、普通の人の価値観とは違う』『ある程度の収入がないと女子アナとは知り合えない現実』『女子アナがすでに金持ちだから、同じ水準の人を選んでるにすぎない』『収入やステータスだって価値観だしね』など様々な反響が寄せられ、女子アナが金持ちのイケメンを選ぶのは仕方ないといった擁護の反応もありました」(テレビ誌ライター)
かつてフジの絶対的なエースだった内田恭子は吉本興業社員と結婚し、お相手の年収は約700万円で「格差婚」とも報じられた。山崎夕貴アナも2018年に芸歴5年目でまだ一般的な知名度のなかったお笑い芸人・おばたのお兄さんと結婚したというケースも存在する。
年商が2000億円でなくとも、まだまだ“一般人”にもワンチャンの可能性は残されている‥‥かもしれない?
(木村慎吾)