お笑い芸人の桜・稲垣早希が6月19日に自身の公式ブログを更新。周囲から2人目の出産について聞かれることに苦言を呈した。
稲垣はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場するキャラクター、惣流・アスカ・ラングレーのモノマネやバラエティ番組の企画「ブログ旅」で人気を博し、19年2月に結婚、20年2月に長男を出産した。本人曰く、“怒濤の出産”を経て最近は少し落ち着いて来たようだが、よく聞かれるのが「そろそろ2人目は?」という質問なのだという。
稲垣は夫婦で話し合った結果、今のところ1人と決めており、その理由は精神、身体、年齢、経済などさまざまな要因が重なっているという。そのため、あまりこの質問はしないでほしいと要望。
先日は、道端で話しかけられた高齢の女性に「もうすぐもう1人作らなきゃね!」と言われ、「なんで作らなきゃいけないの??」「なんで二人以上って法律で決まってるみたいに言うの!?」とあ然としたという。
稲垣は悪気が無いことは理解しているとした上で、「毎回結構ツライ…」と心境を吐露。長男を授かるまでの苦労と喜びを語りつつ、今は十分幸せであることを断言。「一人っ子でも寂しくないように親であり、兄弟であり、友達のような関係で育てたい」と決意表明した。その一方で「今はこんなことを言ってますが、ふとやっぱりもう一人産みたい!ってなるかもしれません」とも綴っている。
「稲垣のブログに対して《本当にそれ!やめてほしいわ。いろんな事情の人いるのに》《いるいる。ほっといてくれと思うよね》など賛同の声が相次いでいます。今は女優の山口智子と俳優の唐沢寿明のように“結婚していても子供を持たない”という選択をする夫婦もいますし、不妊治療を経てやっと子供を授かった芸能人も多い。『結婚したら子供が産まれて当たり前』『1人目ができたら2人目も作って当たり前』という感覚は相手を傷つける可能性がありますね」(芸能記者)
無神経な質問に対して稲垣もグッとこらえているようだが、本音は「あんた、バカァ!?」と言いたかったことだろう。
(柏原廉)