嵐の櫻井翔の迷彩柄好きが広まって、およそ6年が経つ。発端は、有吉弘行とダブルで司会を務める「櫻井有吉アブナイ夜会」(現「櫻井・有吉THE夜会」/TBS系)。櫻井が普段着から部屋着に着替えるプライベートショットを公開した際、迷彩柄から迷彩柄というおぞましいファッションセンスだったからだ。以降、同番組のレギュラー陣からセンスを疑われ、迷彩柄好きをイジられるようになった。
ところが、これがコロナ禍で経済効果につながった。1月25日に39回目の誕生日を迎えたが、二宮和也からグリーン系の色が入った迷彩柄のマスクを大量にプレゼントされたのだ。櫻井はこれを、月曜キャスターを務めるニュース番組「news zero」(日本テレビ系)で着用した。
「その後、グリーン系とカーキ系の迷彩柄の不織布マスクを販売するウェブサイトに、オーダーが殺到したのだとか。“翔マスク”と同じ商品か類似品かが不明のまま、売り切れ店が続出。楽天やAmazon、Yahoo!などネットショップで売り切れの文字が並びました」(週刊誌記者)
今年1月といえば、昨年の大みそかで嵐がグループ活動を休止した直後。5人が一堂に会した姿が見られなくなって1カ月というタイミングも大きかった。その1月には、櫻井が広瀬すずとW主演を果たす連続ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)がスタート。番宣で二宮が司会のバラエティ番組「ニノさん」(日本テレビ系)を訪れ、活動休止後初めて嵐のメンバーが2人そろった姿を見せている。
「『ネメシス』から櫻井と広瀬と大島優子、『ニノさん』からSexy Zoneの菊池風磨がロケに行き、『勝手にネメシスダービー』という企画を行なうVTRが流れました。その時、櫻井がおもむろに取り出したのが、あの迷彩柄のマスク。すると、櫻井とプライベートでも親しい菊池も迷彩柄マスクを着けて、仲良くボートに乗りました。それを二宮は何も言わずワイプで見つめていました」(前出・週刊誌記者)
マスクを大ヒットさせてしまうとは、さすがは櫻井翔といったところか。
(北村ともこ)