女優の伊藤沙莉が7月11日に自身のツイッターアカウントを更新し、同日開催の「第42回ABCお笑いグランプリ」で優勝した兄でお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介を祝福した。
沙莉はこの日、舞台「首切り王子と愚かな女」の大阪公演千秋楽を迎え、兄・俊介も大阪のABCテレビにてお笑いグランプリに参戦することから、午前10時頃には「同じ大阪にて 伊藤兄妹頑張ります」とツイート。また、グランプリ前には俊介に向けて「優勝しないと張っ倒す!!!!!」と荒々しく檄を飛ばしていたが、午後17時半頃にオズワルドの優勝が決定すると、「え!え!嘘待って!!!、やばい!!!混乱!!!!!!!どうしよう!抱きしめたい!!!」と興奮。オズワルドの優勝を知らせる同大会公式アカウントによるツイートをリツイートしている。
一方の俊介も、2019年、2020年と2年連続で決勝に進出しながら涙を飲んだ同大会の優勝直後、ステージ上で「どうしても伝えたい人がいる」と切り出し、「沙莉ー!!」と妹の名前を絶叫。また、次なる野望として、相方・畠中悠とともに年末のM-1グランプリ優勝を掲げた。
「沙莉は1カ月前の6月12日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)にゲスト出演した際、幼少期の貧困時代に自分たちを育て上げてくれた母と伯母のために一軒家をローンで購入したと告白。母を心配させないよう、俊介が仕事で波に乗った場合には、残りのローンは兄に押し付けると話していました。事前に家購入の相談を沙莉から受けていなかったという俊介は渋々ながら『払いますよ、長男ですしね』と困惑。それからわずか1カ月で関西の伝統あるお笑いグランプリを制し、2021年下半期は多くの番組からオファーが殺到することになりそうです。
ネットでは、兄がお笑いの世界で、そして妹が女優としてそれぞれ名を馳せる活躍を見せている点に対し、『兄妹そろって芸能分野で才覚があるって、そうそういないのでは?』『オズワルドが“伊藤沙莉の兄のいるコンビ”で終わるわけないですよね。妹さんに多少の遅れは取ったものの、これからのご活躍をお祈りしております』『お互い刺激し合える関係でいいですね』などと称賛が集まっています」(テレビ誌ライター)
優勝を達成したオズワルドには大会から優勝賞金100万円が授与された。沙莉も安心して残りのローンを俊介に丸投げすることができそうだ。