モデルでタレントの滝沢カレンが7月12日放送の「痛快TVスカッとジャパン 2時間SP」(フジテレビ系)に出演し、高校時代の元カレから受けた酷い仕打ちを明かした。
この日の放送では、「芸能人実話ドラマ化15連発」と題し、ゲスト出演者の身に起きた実際のスカッとするエピソードをショートドラマで再現。滝沢は「最低」だったという高校時代の元カレとのほろ苦い思い出がドラマ化された。
年上で博学、交友関係も広かった元カレに強いあこがれを抱いていた滝沢は、そんな彼にとって相応しい彼女になろうと恋愛の書籍を読んで猛勉強するなど、努力を重ねていたという。しかし、そんな滝沢の健気な奮闘もむなしく、彼からは「カレンって本当にバカだよね。お前、世の中のこと何にも知らないじゃん。『知らなかったぁ~』とか言って、バカをさらけまくってんじゃん。バカな奴が話を回そうとしないで。俺が恥ずかしいんだよ。バカは何を言われても『へぇ~』って頷いてればいいんだよ」と言われたい放題。
その日から、滝沢が彼と友人の会話に割って入ることは許可されず、ファミレスでは主にドリンクのおかわり担当に。「気付けよ。あいつのグラス、残り少ないぞ。何飲むか聞けよ、気が利かないな」との指示を受け、滝沢がドリンクのおかわりをしに行くと、「あいつ、何にもできないんだよ」「バカな彼女持つと大変だよ」などと話す声が耳に入り、傷心していたという。
酷い仕打ちの数々にMCでお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が「どこに惹かれたの?」と聞くと、滝沢は「本当ですよね。今思えばですけど、色んなところに連れてってもらえて、『なんて私は愛されてるんだろう』って」と回想していた。
「滝沢は2019年10月放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した際にも、この“最低な元カレ”について『すごい彼と付き合ってました』と説明。束縛も激しく、ほかの男性とのいかなるコンタクトも許されなかったとし、彼の友達を紹介された際には『今日は喋るな。水の減り具合だけを見とけ』との指示が。彼の友人との会話に入ることは許されず、グラスが減ったらすぐに注文するという役割を背負わされたと明かしていました。
ネットでは、そんな滝沢の元カレに対する『ただのモラハラじゃん。そうやって相手の自己肯定感をぶっ壊して支配する奴。彼氏で終わっといてよかったよ』『誰と交際しても常に自分のほうが上でないと気が済まなくて、相手の女性を下に見てそう』『元カレは物知りだけど、カレンちゃんの魅力を見抜けなかった』『グラスの残量減ってるから何飲むか聞けって、会社の飲み会みたいで息苦しい』『滝沢さんにモラハラ男はもったいない!』との反応が飛び交い、別れて正解だったとする声が大半となっています」(テレビ誌ライター)
多感な時期に心に負ってしまった傷の回復はなかなか難しいのかもしれない。
(木村慎吾)