ジャニーズタレントのモノマネをするだけでも異例なのに、やっているのもジャニタレという奇跡を起こしたA.B.C‐Zの河合郁人。先輩の東山紀之や松本潤、そして自身が大好きだという木村拓哉のモノマネを得意としているのだが、河合のジャニーズモノマネは「対象を小バカにしている」と批判されることもしばしば。
7月12日の「所JAPAN」(フジテレビ系)でも、木村のモノマネをしながら木村を笑い者にするような言動をし、一部ファンから怒りの声が上がった。
この日の放送内容は、河合が人里離れた場所にある温泉に浸かりに行く「命がけ温泉」。福島県沼尻の山奥にある温泉源へと向かった。道中、危険な一本橋に差し掛かった時のこと。怖くてなかなか渡れない河合は、気合を入れると称してSMAPの「SHAKE」で木村がやる「プルゥゥゥゥハァ!」のモノマネを披露。木村を降臨させて度胸をつけ、橋を渡る作戦だ。
ところが、河合はへっぴり腰のまま。所ジョージから「木村先輩降りてる割には腰引けてるね」、カズレーザーからは「木村さんがこれみたいになっちゃう」、陣内智則からは「もっとかっこええよ、木村さん」と指摘された。
「河合の行為は、木村のモノマネをした上に木村の評判を落とすという暴挙。完全に木村をネタ扱いしていますね。馬鹿にしている感もあり、ファンにとっては不愉快に感じられたようです」(週刊誌記者)
モノマネだけならまだしも、ネタにしたことで木村の怒りを買っても不思議ではない。
7月6日放送の「デカ盛りハンター」(テレビ東京系)では、お得意としている木村のスプーンの使い方のモノマネを披露。これも木村の行動を大げさにしたモノマネで河合のレパートリーの1つ。やりすぎなマネを見たゲストの鈴木紗理奈は「怒られんで」とひと言。河合は「これをやらなくなったらそうなんだ(木村から怒られた)と察してください」と話して笑いを取った。
「河合の口ぶりはさすがで、『この程度で木村が怒るわけがない』と匂わせていました。もっと言えば『これで怒るような器の小さな男ではない』という空気を作ることで、キムタクの怒りを封じている節があります。これをいつまで続けられるか。木村の堪忍袋の緒が切れる日もそう遠くないかもしません」(前出・週刊誌記者)
木村のモノマネをテレビで見なくなるだけならいいが、河合郁人本人を見なくなる日が来ないよう祈りたい。