先日、オスカープロモーションが「ミス美しい20代コンテスト」の新設を発表、記者会見にはオスカー20代女優を代表して武井咲(22)、剛力彩芽(23)、河北麻友子(24)が登壇し大人の魅力を振りまいていた。10代を対象とした「国民的美少女コンテスト」に加え、20代という即戦力の獲得に動いたオスカー。そこには名門事務所ならではの新戦略があるという。
「芸能界では20代女優が圧倒的に元気なんです。オリコンが昨年末に発表した『2015年ブレイク女優ランキング』では1位の有村架純、2位の土屋太鳳をはじめ、松岡茉優、波瑠、石原さとみ、清水富美加、木村文乃、高畑充希と、実に8人がトップ10入り。特にNHK朝ドラ勢の活躍が目立ちます」(民放関係者)
3位の広瀬すず、4位の吉田羊をのぞき20代がトップ10のほとんどを占める状況をオスカーも無視できないということか。
「昨今、10代のグループアイドルが幅を利かせていましたが、10代ではまだ子どもだと興味を持てない大人もたくさんいる。また、20代以上の女性の共感も得やすい。そういった層を掘り起こせば、新たなマーケットを開拓できるのではという期待があるのでしょう」(ベテランの芸能ライター)
若者のテレビ離れが進んでいると言われるだけに、“女子”よりも“女性”に需要があるのは自然な流れかもしれない。