中居正広、名司会の極意は記憶力?メガネを使い分ける理由とは

 昨年3月いっぱいでジャニーズ事務所から独立した中居正広。同時期に新型コロナウイルスが蔓延していたため、設立したばかりの個人事務所「のんびりなかい」の仕事は中止が続き、幸先悪いスタートとなった。

 現在のレギュラーは、火曜日の「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)、木曜深夜の「中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん」(TBS系)、金曜日の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(同)、土曜日の「中居正広のニュースな会」(テレビ朝日系)。そして、SMAP時代から続くラジオ「中居正広 ON & ON AIR」(ニッポン放送)だ。

 ジャニーズ系タレントの司会者としては天下一品。「NHK紅白歌合戦」の白組司会は、番組最年少の25歳で抜てき。以降、紅組司会も含めて07年まで計6度も務めあげ、ジャニーズタレント(当時)最多となった。親友の笑福亭鶴瓶とは07年、紅組と白組の司会を男性2人で担った。当時を週刊誌記者はこう振り返る。

「アドリブで臨んだ鶴瓶と異なり、中居は分厚い台本を丸暗記。鶴瓶が話す番になるとポンと背中を叩いて、ロボットのように操縦していたといいます。のみならず、撮られているカメラも『そこ』『向こう』と教えたとか」

 中居がすごいのは、本番で覚えてないフリまでしたことだ。

 2人は中居が14歳、鶴瓶が35歳の時に初共演。ダブルでMCを務める「世界仰天」は、01年にスタートして今なお続行中。今年は20周年にあたる。年齢差はあるが、互いに「友だち」と認め合い、中居がプライベートも共にする数少ない芸能人だ。

 現在のレギュラーはすべて司会者。色付きサングラスをかけて出演しているのは、「世界仰天」と「ラブ子さん」。「金スマ」と「ニュースな会」はなし。この使い分けには意味があり、目の前に台本があるか否か。台本を置いて、みずから進行する番組はメガネをかけていないのだ。

 相槌や声色、トーンや話すスピードを放送時間帯、ターゲット視聴者層によって使い分けている。その見えない・見せない哲学こそが、中居流だ。

(北村ともこ)

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