過去に雑誌のインタビューで学生時代の“障がい者いじめ自慢”をしていたことが明るみになった小山田圭吾。ネットでは大炎上に発展したが、その裏で音楽プロデューサーのヒャダインが思わぬとばっちりを受けたようだ。
ヒャダインは7月19日、自身のツイッターで「あの。。。私は前山田です。。オリンピックは関わっていません。勘違いなされぬようよろしくお願いします」「風評被害を本気で避けたいので、勘違いされている方々に声掛けしたいと思っています。。 私は前山田です。オリパラとは関係ございません!よろしくお願いします」と連続ツイート。これはヒャダインの本名が小山田と一文字違う名字の“前山田”健一であったため。一部の人たちから小山田と勘違いされて寄せられたバッシングに対しての注意喚起を行ったようだ。
幸い、名前の見間違いに気づいたツイッターユーザーから謝罪の声が届くなど騒動はすぐに収束したようだが、ネットでは《どう考えても違うでしょ。年齢的にも、雰囲気的にも。ちょっとググればわかるやん》《名前を勘違いする人ってなんなの? 仕事できるの?》《こういうコメント書き込む人はわかってて冗談で言ってるのかもしれないけど、詳しくない人がコメントだけ読んで本気にすることも多いと思う。今回は特にふざけるようなことじゃないし、やめるべき》など呆れる声が続出した。
「ヒャダインのようなとばっちりを受けた有名人は過去にもいます。芸人の陣内智則と俳優の陣内孝則はどちらかがニュースになると間違われることが多いとお互い語っており、バラエティなどで共演する時は陣内孝則が『早く名前を変えろ!』と迫り、言い合いになるのがお約束です。
また、昨年9月に俳優の伊勢谷友介が違反薬物の疑いで逮捕された時は写真家で映画監督の紀里谷和明氏が名前の雰囲気が似ているだけでとばっちりを受けました。その結果、紀里谷氏は自身のツイッターで『伊勢谷友介君の逮捕に伴い、彼の名前と僕の名前を混同している人達が大勢ツイートしていて大変迷惑しています』と注意喚起を行いました。
さらに政治家の河野太郎氏は父親であり政治家の河野洋平氏と間違われることはしょっちゅう。特に洋平氏が1993年に発表した従軍慰安婦に関する、いわゆる『河野談話』について、太郎氏が発表したものと勘違いされて批判されるたびに訂正しています。思い込みの力はそれだけ強いということでしょうね」(芸能記者)
思い込みと曖昧な記憶で風評被害に加担することは、絶対に避けなければならない。
(柏原廉)