どうやら芸能界には柳楽優弥にノックアウトされた男性が少なくないようだ。
7月16日放送の「あさイチ」(NHK)に出演した柳楽は、肩の力が抜けたマイペースなトークを展開。幼い頃から人を笑わせることや目立つことが好きだったそうで、初めて受けたオーディションで映画「誰も知らない」での主演を獲得。カンヌ国際映画祭で史上初の日本人として、さらに史上最年少の14歳で最優秀男優賞を受賞した。
5月から公開されている主演映画「HOKUSAI」で初共演した阿部寛はVTR出演し、柳楽のことを「まず面構えがいい」「芝居に入った時の集中力が高い」「それでいて普段は『阿部さ~ん、ごはん連れてってください』って気さく」「僕は大変好感を持ってます」と大絶賛。また、番組内で「世界三大映画祭制覇が目標」とニコニコしていた柳楽に対し、番組MCを務める博多大吉は「これだけの目標を口にされるのは清々しい。普通、『恥ずかしくて言いづらい』とか、『(賞を)獲れなかったら恥ずかしい』とかあるから、みんな内に秘めるけど、有言実行というか」と目を輝かせながら感心しきりだった。
7月20日放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)では、これがシリーズ2作目となる転職支援サービス「リクルートエージェント」のCMで共演する高橋一生とのオフシーンがオンエアされ、まっすぐな目で高橋を見つめる柳楽は「CM撮影は2回目ですよね。(高橋さんが)カッコイイですよねぇ。本当にカッコイイです!」とベタ褒め。ポーカーフェイスで知られる高橋を「どう答えたら‥‥恥ずかしくなる」とデレつかせていたのだ。
「柳楽はバラエティ番組やトーク番組に出演して、素顔が垣間見えることで株が上がる珍しいタイプの役者。演技が巧くて素直な柳楽は、共演者キラーと言えるでしょう」(女性誌記者)
8月6日公開の日米合作映画「太陽の子」では、核爆弾の研究にのめり込む京都帝国大学の学生・石村修、今冬公開予定のネットフリックスによる全世界配信映画「浅草キッド」では、ビートたけしを演じるなど、仕事も順調の柳楽。ファンはどんどん増え続けることだろう。