7月23日にスタートした深夜ドラマ「漂着者」(テレビ朝日系)で主演を務める斎藤工。新潟県・浦野海岸にマッパで漂着した記憶喪失の男性、通称「ヘミングウェイ」を演じている。
番組冒頭で斎藤は海辺の岩場にうつ伏せで倒れており、背面マッパ姿を披露。偶然、彼を発見した女子高生3人がSNSに動画を投稿。彼が突然「勝者には何もやるな」と発言したのだが、この言葉が実は長編小説「老人と海」で広く知られる作家アーネスト・ヘミングウェイの短編小説のタイトルと合致。自身の名前も素性も何も思い出せない彼は「ヘミングウェイ」と呼ばれ、病院に収容されることに。
初回では少女の失踪事件を解決に導く予言のような絵や、新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)が薬指にケガを負いながらもひまわりの花束を持って来ることを予言するような絵を描いたことから、それを知ったネット民がザワザワ。病気や経済的な理由などで生活に困っている人々を保護するNPO法人「しあわせの鐘の家」を主宰しているローゼン岸本(野間口徹)がヘミングウェイの身元引受人として現れるも、ヘミングウェイは岸本の目の前で病院の窓を割り、そこから飛び降りるところまでが描かれた。
「ネット上では斎藤の背面マッパに対し『仰向けで大事な部分をワカメで隠してほしかった』『もっと近距離ショットでマッパを堪能したかった』といった声と同時に、ロン毛無精ひげ姿に対しては『ドラマの役作りのためとわかって本当に安心した』という声があがっているようです。
というのも、斎藤は自身のインスタグラムで役作りのためにロン毛無精ひげにしていることを明かしていましたが、それを知らなかった人々もたくさんいたようで、7月20日に都内で開催された映画『孤狼の血 LEVEL2』完成披露プレミアイベントに登場したロン毛無精ひげ姿の斎藤をワイドショーなどで見かけたのか、『どうした斎藤!』『斎藤工がヤバめに変身した』『斎藤工の山田孝之化』などと、容貌の変化に驚きの声があがっていたんです。
そのため、ロン毛無精ひげ姿の理由が役作りだと判明し、『安心した』との声に変化したようです」(女性誌記者)
このドラマの企画、原作、脚本を手がけるのは、2019年放送の「あなたの番です」(日本テレビ系)で“考察ブーム”を作った秋元康。早くも斎藤演じる「ヘミングウェイ」は遺伝子操作された存在なのではないかと考察する声が多数あがっているが、次回はどんな事件が起きるのだろうか。