8月9日にスタートする門脇麦主演ドラマ「うきわ‐友達以上、不倫未満‐」(テレビ東京系)。野村宗弘による同名漫画原作で、スタート前から期待する声があがっている。
夫の拓也(大東俊介)の転勤のため、仕事を辞めて広島に引っ越してきた麻衣子(門脇)は、社宅の隣室に住む夫の上司・一(森山直太朗)とひょんなことからベランダで交流を持つようになる。実は2人の夫と妻は不貞しており、麻衣子と一はお互いの傷をなめ合いながら、次第に惹かれ合うというストーリーだ。
「これまでの不貞ドラマと言えば、ドロドロした感情や欲望のぶつかり合いがメインに描かれていましたが、このドラマが描いているは、世の中にはいろいろな人間関係があるという事実です。登場人物の心の機微を丁寧描くことで、人と人との距離が縮まるとはどういうことか、考えさせられる人もいることでしょう。見る人によっては麻衣子と一の関係が、身体の関係のある不貞より、より深くお互いのパートナーを裏切っている関係のように見えるかもしれません。不貞関係を扱いながらも、さまざまな人間関係を温かく優しい目線で描いているので、ハマる人が続出しそうです」(テレビ誌ライター)
森山はこのドラマを「悪い人が1人も出てこない理想の世界がそこにある」と語っているが、視聴者はどう感じるだろうか。