女優・二階堂ふみが主演するドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系)の第5話が8月10日に放送され、世帯平均視聴率8.1%と初回の世帯平均視聴率7.9%を上回る結果に驚きの声が上がっている。
このドラマは夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿なしになった人生崖っぷちのアラサーバツイチ女子・早梅(二階堂)が、イケメンだが性格の悪い男子高校生・壱成(眞栄田郷敦)に目をつけられ、金と人生を賭けたゲームを繰り広げるラブコメディ。放送回を重ね、初恋の王子様・成吾(岩田剛典)とも再会。第5話では再開した2人が食事に出掛け、10年前の真実が明らかになる。
10年前、家の中で父から暴力を振るわれる寸前だった彼女をかばい、その手をとって走り出す成吾。ソックスのまま家から飛び出した早梅に自分のローファーを差し出し「好きだ」と告白。「大人になってちゃんと働いて、それで君を守れる男にきっとなるから」と涙のプロポーズをする成吾には、「切ない」の声が殺到した。
2人の過去を知り、嫉妬のあまり怒りを露わにする弟の壱成にも「壱成の全部がかわいい」「ヤキモチやいて拗ねるところがかわいすぎる」などのコメントが、ネット上に多数書き込まれている。
しかし、ここに来て高い評価が寄せられているのがヒロインの二階堂ふみだという。
「番組がスタートした当初から、原作の早梅にそっくりだと原作ファンから支持されていましたが、ここに来て眞栄田と岩田のイケメン2人を相手に恋の駆け引きを演じる二階堂の演技力に『二階堂ふみさんが素敵すぎてのめり込んでしまった』『存在感の高さに惹かれ、最後まで観てしまった』という称賛コメントが続出しています」(女性誌記者)
これまで若手演技派女優として注目を集めてきた二階堂。朝ドラ「エール」(NHK)のヒロイン役を射止め、国民的な女優として認知されており、今回の作品でも爪痕を残して、視聴率女王の座を狙いたいところだ。
(窪田史朗)