女優の柴咲コウが8月10日に自身のインスタグラムアカウントを更新し、猛暑が続く日々について「夏ってこんなだったっけ?」と綴った。8月に入り、全国的に最高気温が30度を超える真夏日が続き、その暑さに驚いている様子だ。
8月5日に40歳の誕生日を迎えた柴咲は、「夏生まれだし、『夏は過ごしづらいのが当たり前』と夏を嫌う人が増えてほしくない」とし、地球の温暖化に関して報じる記事を添付。「毎日を生きていると変化に気づきにくいけれど、自然からの警告に耳を傾けて、ちゃんと行動に起こさないと、と思う」と綴った。
「柴咲といえば、5年ほど前から自然との調和を意識したライフスタイルへとシフトし、環境に配慮した製品を企画・販売する『レトロワグラース』を創立。自身はCEOを務め、長く所属してきたスターダストプロモーションとの契約も昨年に満了させると、現在は環境省の環境特別広報大使も任されています。さらに、『レトロワグラース』の名で開設した公式YouTubeチャンネルでは“自分の美にまつわることが世界を美しくする”とのキャッチコピーを掲げ、大自然と密着した暮らしぶりを配信。しかし、一般のネットユーザーにはなかなか理解が追いつかず、『よくわからない』との指摘があります。
今回の“夏を嫌わないで”、“自然からの警告に耳を傾けて行動を起こさないと”とするメッセージについても、『誰目線?』『ちょっと何言ってるかわからない』『不思議ちゃんかな』『なんかおかしなことを言い始めた』『好きとか嫌いとかの問題じゃない』といったツッコミが続出。しかし、そんな柴咲の発信に共鳴する人も多く、YouTube『レトロワグラースch』にはすでに27万人の登録者がおり、特定の層からの需要はしっかりと満たしている印象ですね」(テレビ誌ライター)
昨年には、一部の農家が窮地に追いやられる可能性があるとして、登録品種の自家採種を禁じる「種苗法改正案」への違和感をツイッター上で表明していた柴咲。自然に対する思いが深すぎるあまり、時にその真意がなかなか上手く伝わらず、同ツイートにも多くの賛否が集まったことで後に一部の投稿を削除していた。
今回の猛暑に関する投稿も抽象的な表現となっていたことから、ネット民からはあまり理解を得られなかったものの、柴咲の“ナチュラリストな発信”は引き続き多くの注目を集めることになりそうだ。
(木村慎吾)