日々の調理負担や食費を軽減するために、取り入れている工夫はありますか?
小さなことでも、毎日積み重ねれば大きな結果を生み出せるかもしれません。そこで、食費や調理の負担を軽減し、日々の食事をスムーズにする3つのヒントを紹介します。
■おかずのタネは2日分作る
今日は肉野菜炒め、明日は焼きそばというメニュー設定にすれば、両日ともほとんど同じ食材を活用することができます。肉と野菜をカットして炒め、明日の焼きそばの具材は取り置きし、残りの炒め物に追加したい食材があれば加えて、お好みの味付けにしましょう。
明日のメイン食材はすでに火が通っているので、その日はフライパンで温めて麺とソースを加えるだけでOK。調理の手間を大幅に削減させることができます。忙しい期間は同じような具材で作成できる料理を選び、献立として設定しておくとよいですね。
■キッチン栽培で食費を軽減
本格的な家庭栽培には手間がかかりますが、水につけておくだけで伸びてくる再生野菜なら、手軽に始めやすく料理に活用した後で増やすことができるため、無駄が出にくいです。豆苗や小ネギ、小松菜の根元を3~5cm残しておき、日当たりのよい場所で数日間水につけておけば葉っぱが再生されていきます。味噌汁の具や薬味、野菜料理などに活用可能です。
■10分以内で作成できるレシピを持っておく
野菜を一口大に刻んで保存袋に入れ、調味料を加えて揉み込むだけの料理、耐熱容器に全ての食材と調味料を入れ、電子レンジで加熱して和えるだけの料理、カット(野菜やフルーツなど)や冷蔵庫から出す(納豆など)だけなど、手軽に食べられる食材やレシピを持っておくと、ハプニングが起こった日でも落ち着いて食事の準備を進めやすくなります。冷凍食品を常備しておくのもよいでしょう。
予定が崩れた日も疲れた日も「これがあれば助かる!」というアイテムがあれば、心が落ち着きやすいもの。ピンチの自分を救う工夫として、常備してはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)