タレント・吉川ひなのが8月14日にインスタグラムアカウントを更新し、自身の食生活を「85% vegan」と表現している。
この日、吉川は「夏のフルーツはかわいい」と書き出し、野菜や果物が並べられた写真をアップ。「変な言い方だけど、お肉を食べるのをやめてから、フルーツや野菜ひとつひとつとの絆がすごく深まったの。笑」「お肉を食べていたときには考えていなかった、フルーツや野菜に含まれる鉄分やタンパク質の量を気にするようになって、そこからそれ以外の栄養分や特徴も以前よりぐっと知るようになった」と、肉食生活から菜食主義になったことで食への探究心が強まったという。
また、「ひとつの食材を色んな食べ方ができるようになって、新しいアイデアが浮かんでくるからお料理も楽しくなった」と食の変化を楽しんでいる様子。続けて、現在の食生活に関して「わたしはたまにお魚も食べてるし、うちのたまごも蜂蜜も食べるからveganじゃないけど、自分たちのことを娘と85% veganと呼んでいる」と語っていた。
「吉川は2019年9月に更新したブログの投稿では、自身の食生活について『わたしはヴィーガンでもベジタリアンでもないので、お魚もお肉も有り難く頂いています』と説明していたものの、1年後の2020年11月2日には、個人的な環境問題への取り組みの一環として、『お肉を食べることをやめました』と宣言。具体的には、『家畜と呼ばれる動物を育てるために今日も広大な原生林が壊されていること』を理由とし、動物たちへの『支配と搾取』に『本当に悲しくなりました』とも綴っていました。
そんな自らの食生活について、『ヴィーガン』という表現を用いつつ、時には魚や卵も食べることから、『85% ヴィーガン』と位置付けたようです。しかし、ヴィーガンとは、肉や魚はもちろんのこと、卵や乳製品、ハチミツなど、植物性食品以外は一切摂取しない完全菜食です。よって、部分的にヴィーガンであることを名乗りつつ、魚や卵も口にするという吉川には、ネット民から『結局中途半端』『100%じゃないならヴィーガンじゃなくてダイエッター』『卵食うんかい』『魚や卵食ってるんなら普通やん。単なる健康的な食生活を目指してる風の人』『それはただ食事のバランスを変えただけ。ヴィーガンは思想だから』『ガチのヴィーガンに喧嘩売ってんのか』などのツッコミが殺到しました」(テレビ誌ライター)
古くを遡れば、吉川は2016年からブログで「ヴィーガンでもベジタリアンでもない」としつつ、「動物性のものを使わない食事」を心がけていると告白。しかし、2017年には肉や魚を「しっかり食べる」糖質制限にも挑戦するなど、食生活の細かなルールをたびたび変更しているような印象が見受けられ、そうした点にも「多分来月には肉食べてると思う」「生きづらそう」との指摘が寄せられている。
あえてヴィーガンという呼称を使わずに、ヘルシーな食生活を送っていることのみを伝えていれば、こんなに突っ込まれることなどなかったのだろうが。
(木村慎吾)