天海祐希主演ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系)の第6話が8月26日に放送され、平均視聴率は10.9%だった。
今話は、誘拐事件を担当する警視庁特殊犯捜査係の班長・鬼塚貞一(丸山智己)が朝一番、キントリに押しかけてくる。朝5時すぎに財務省勤務の諸星和彦(駿河太郎)から自宅で寝ていた6歳の息子・翼(有山実俊)が誘拐されたと110番通報があったという。だが事件発生時刻は昨夜10時過ぎ。なぜ、夜明けまで通報しなかったのかと和彦の行動をいぶかしがるキントリメンバーに鬼塚は、誘拐犯が別居中の妻・麻美(瀧内公美)で、和彦によれば麻美はキッチンから包丁を取り出し暴れた挙げ句、息子を連れ去り連絡が取れなくなったという。しかも麻美は、息子に暴力的だったと話す。鬼塚が麻美の携帯に連絡すると、切羽詰まったような感じで「息子を返すくらいなら、一緒に死にます」と答える。
この日は“モツナベコンビ”こと捜査一課の監物大二郎(鈴木浩介)と渡辺鉄次(速水もこみち)が大活躍。特に、上司の捜査方針に抗いながらも、事件を解決する監物に「モツさん。ホントかっこよすぎ!」「鈴木浩介神回」などの声が続出したが、この回をもって監物は異動となり、足かけ10年のコンビも解消となった。
「今シーズンでは、初めから緊急取調室解散のカウントダウンが始まっていました。今話でモツナベコンビが解消したことで、ドラマ自体が『今シーズンで終わりなのか?』と不安な思いの視聴者もいます」(テレビ誌ライター)
早くもロスの声が出ている同ドラマ。今後の展開が気になるところだ。