5月31日放送のラジオ番組「たまむすび」で、番組パーソナリティの南海キャンディーズ・山里亮太が親友である東出昌大と杏夫妻の「いい人エピソード」を明かし、リスナーを驚かせた。
同番組の相方でフリーアナウンサーの赤江珠緒が、同日夜放送の連続ドラマ「重版出来!」(TBS系)で本格的女優デビューを飾ったことを笑い話にしようとしたところ、夫妻は意外な反応を示した。
「赤江は漫画家の夫を献身的に支える母親の役で出演。すでに亡くなっている設定で、一人娘の思い出に残るデキた母親をソツなくこなしていました。もっとも、赤江にとっては自身と真逆な役どころをあてがわれ、あまりの出来なさぶりに深く落ち込んで、番組で愚痴りまくるなど、相当ショックだったみたいです」(テレビ誌記者)
山里が親友の東出と久しぶりに飲みに行ったところ、双子を出産したばかりの妻・杏もお茶を飲みながら話に加わってきた。杏と赤江は歴女友だちで、思わず首を突っ込んできたようだ。山里が赤江のボロボロな女優体験を事細かに話して聞かせたところ、東出は「それ、赤江さん悪くないですよ」と杏にも同意を求めたという。その後、2人はひとしきりどうしたら赤江が傷つかなくなるか論じたあげく、監督別に様々に演じ分けてみせたり、名監督の小津安二郎まで引っ張り出して演技論を戦わせたという。
「山里にすれば、共通の友人である赤江の大根役者ぶりを酒の肴にしようとしただけなのに、いつの間にやら話があさっての方角へ行ってしまった。役者バカ夫婦の真面目さや友人思いの優しさに感心しながら、耳を傾けていたそうだ。そこまで聞かされた赤江は『(自分の演技は)話し合う土俵にも上がってない。悩み以前だから(演技が)できてないってだけ』と話し、恐縮しきりだった」(芸能ライター)
東出が夫婦揃って「必ず観ます」と約束した赤江の出演回(第8話)は、平均視聴率7.8%と前回より1%アップした。が、裏番組の「僕のヤバイ妻」(フジテレビ系)に4週連続で負け続けている。
(塩勢知央)