お笑いコンビ・TKOの木下隆行に地上波番組のレギュラーが決まったことを8月30日、ニュースサイト「東スポWeb」が報じた。地上波のレギュラー復活は1年半ぶりとなる。
18年末のライブの楽屋で、怒りにまかせて後輩にペットボトルを投げつけたことで猛バッシングを浴びた木下。その余波で昨年3月には松竹芸能を退所。以後は活動の中心をYouTubeに移していた。
同記事によると、木下が復活する番組は9月4日深夜枠からスタートする「スパシャン presents 超☆爆!遊ビズム研究所」(テレビ大阪)。記事中で木下本人もレギュラー番組復活についてコメントを寄せており、退所後初となるレギュラー番組のオファーについては「ホンマに僕と? オファー間違ってないですか」とうれしさよりも驚きのほうが大きかったと明かした。その上で「(レギュラー復活が)どのタイミングやろうと思ってた中で手を挙げてくれたスポンサーの方には感謝ですよね」と素直な気持ちを述べている。
番組プロデューサーによると木下の抜擢理由については、「あんまり大阪ローカルでは見られないようなメンバーにしたい」という考えがあり、パッと木下が浮かんだのだという。しかし代理店から「木下さんは‥‥」という声もあったそうで、最終的に「スポンサーに木下さんを起用したら話題になるんじゃないかと話したら『じゃあ、ぜひ』ということで」と起用が決まったのだという。
ネットでは《おとなしいのは最初だけ、しばらくしたら態度でかくなって威圧的になるでしょ? 他人を見下して暴力的になるのは性根の問題だから治すのは難しいよ》《どうこう言うつもりはないけど、本性なんてそうそう変わらないからね。見たいと言う視聴者がいるかですね。視聴者を獲得できるまで、スポンサーは我慢してくれるのか》《話題になるのと見たいと思うのは全く別。逆に見たいと思う人がいるのか? と思う。ますますテレビ離れが加速する気がする》など厳しい見方をする声が圧倒的多数を占めている。
「木下のYouTubeチャンネルは開設当初からアップする動画がことごとく高評価よりも低評価が多い状態。今回は、ある意味、世間の嫌われ者を起用したことで話題になっているわけで、そこは番組プロデューサーの読み通りと言えるでしょう。あとは木下がどこまで真価を発揮できるかにかかっているでしょう」(芸能記者)
久々の地上波レギュラーでやり直せるだろうか。
(柏原廉)