9月4日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS)に出演後、千葉県の40代無職の男からつるはしで襲撃を受けたタレントで映画監督のビートたけしが、1週間後の同番組に生出演した。
番組冒頭、同局の安住紳一郎アナウンサーがこの事件に触れた。襲撃されたたけしは、2日間ほど眠れずに酒を飲んで就寝したこと。車のフロントガラスを叩くような音がすると、過敏に反応すること。たけしが監督している撮影中の映画への出演場面で、刃物が出てくると恐怖感があるなど不安な感情が残っていると吐露した。
そんなたけしに安住アナは「しばらくウチに泊まってください。今日から一緒に帰りましょう」と提案。たけしは「嫌だ、嫌だ。変なウワサ出たら‥‥」と否定しながらも嬉しそうな表情を見せた。安住アナは「もう手をつないで一緒に帰りましょう」と、たけしを気遣った。
このやり取りにSNSでは「安住さん、ふざけているように聞こえても、テレビで見てても、たけしさんのこと、本当に心配してるなと思う発言だった」「安住さんのこういうところが好きです」「さすが安住さん。生で見てましたが、優しさが伝わってきました」など、称賛の声があがっている。
「今回の事件は、同局内で起こったことですから、TBSの防犯対策も問われました。しかし、今回の安住アナの発言は、社員としてのコメントというよりも、長年番組をともにしてきた一個人としての思いやりが伝わってきましたね」(週刊誌記者)
たけしのショックは計り知れないが、安住アナの言葉で少しでも癒されたのであればいいのだが。