お笑いタレントの宮迫博之が9月8日に自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」を更新し、ユーチューバー・ヒカルとの関係性について言及した。
宮迫は「【対談】世論を切りまくるフィフィが、宮迫に物申したいようです」と題した動画の中で、タレントのフィフィをゲストに招き、蛍原徹とのコンビ・雨上がり決死隊の解散発表や、その後の炎上騒動などに関してトークを繰り広げた。
途中、フィフィが「一つ気になったことがあります」と切り出し、「宮迫さんの(元)相方は蛍原さん。ただ、世間的にもよく言われてるのが、ヒカルさんが相方みたいに見えるようなことを言われますよね? どうなんですかね? そこら辺は」と水を向けた。これに宮迫は「全く違うというか。相方という感覚はない。ヒカルくんは恩人」と回答。さらに、「まぁ何人か、ヒカルくんっていう人に対して(苦言を)言った芸人さんもおるよ。『長い付き合いの(芸人仲間)を切り捨てて、会って2~3日のユーチューバー選ぶんかい』みたいな」と、吉本興業時代の1年後輩・千原ジュニアからの指摘を引用すると、「人との関係って年数なのかなとも思ってしまうしさ。ヒカルくんとは長い年数を一緒にしてきた訳じゃないけど、YouTubeに携わって、すごく濃い関係が築けたと思う。それは本気で感謝してる」と語った。
続けて、ヒカルに対しては家族も心から感謝をしているとも打ち明け、「その関係を知らずにそういう風にヒカルくんのことを言う奴は、俺はちょっと納得いかへんな」と不満そうにコメントしていた。
「ジュニアと宮迫にはかねてより不仲説が浮上してきた経緯があり、件の指摘は8月18日放送の『ゴゴスマ』(TBS系)内のもので、ジュニアは『色んな芸人と何十年一緒にやってきたと思ってんねん。その芸人より、言葉は悪いかもしれないですけど、昨日今日会ったユーチューバーのほうを取るんかいというのは、多くの芸人が思った部分でもあった』と発言。また、宮迫から蛍原に対する『根っからの謝罪というのがなかったなというのは思った』との厳しい言葉も残していました。30年の付き合いがある彼らですから、ジュニア側の見解も理解できますし、YouTubeという舞台でドン底からの這い上がりを実現させてくれたヒカルに恩義を感じる宮迫の主張もごもっともでしょう。しかし、今回の動画では宮迫とジュニアの間にある溝のようなものが垣間見え、『悲しいなぁ』『完全に対立か。プロレスではなさそうだし』とする声や、恩人のヒカルに対して頭が上がらないような印象も伝わり、『すっかり下僕ですな』『手下じゃん』『捨てられたくないもんな』などの反応も寄せられました」(テレビ誌ライター)
これまで何度も蛍原を「家族以上に長くいる存在」と表現してきた宮迫だけに、違和感を覚えたのは決してジュニアだけではないだろう。
(木村慎吾)