お笑いタレントの加藤浩次が9月27日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に出演し、米・ニューヨークにて記者からの問いかけに一切応じなかった小室圭さんに理解を示した。
この日の放送では、秋篠宮眞子さまと結婚予定と報じられた小室さんの近況について特集。ニューヨークのマンハッタンの街を歩く小室さんは、これまでのイメージを大きく変える長髪のポニーテール姿になっており、フジテレビ系の記者から結婚に関する直撃取材を受けるも、それらの質問には全く反応せず。“完全スルー”を断行した小室さんは、最後に報道陣に向けて頭を下げて一礼したものの、世間からは「何かひと言あってもいいはず」「完全スルーは印象が悪い」との指摘もあった。
これに関し、加藤は「こういう立場でこういうことを言うのは違うかもしれないが、報道陣も追っかけすぎじゃない?」と、情報番組の司会という立場ながら、記者の執拗な取材を疑問視。「小室さんの立場を考えたら、ひと言くださいって、答えられるわけがないよね。記者会見やるって言ってるから、それでよくないですか?」「ずっと記者が横について『結婚どう思いますか?』とかって、小室さんのイメージをどんどん悪くさせてるだけのような気がする」と続け、「答えなかったら答えないで、『報道陣に一切答えずに行きました』っていうのはちょっと違うと思う。小室さんの立場で考えたらそうするよって思っちゃう」と追われ続ける小室さんへの同情を示した。
すると、タレントの榊原郁恵も「私も全く同じことを考えていた」と同調。眞子さまの結婚に関しては「きちんとした形でお伝えしないといけないから、立ち話で言える程度のことではない」とし、スルーせざるを得なかったのではないかと推測した。
「現在の小室さんは一言一句が全てニュースとして大々的に報じられ、いろいろと解釈されてしまうことから、答えられるわけがないとする加藤の主張には、世間からも『全く同感』との声が多く集まっています。『普通の人ならそう思うでしょ。叩きたい人は、何しても叩く材料にして憂さ晴らししたいだけなんだから』『別に小室氏を擁護するわけじゃないけど、どっちかと言えば、あの記者の取材方法というか、聞き方に問題があるのではと思いました』『ひと言では答えられないし、答えたとしても意図とは違う都合のいい解釈でしか書かれないという意識もあるんだと思います』などとする反応が出ており、一見、無愛想にも見えてしまう小室さんの対応を寛大に見る向きも目立ちました。
長年の取材対応に慣れている大御所タレントならまだしも、小室さんにとっては良からぬ誤解を招くことのないよう、一切リアクションをしないというのが最善の策だったのかもしれません」(テレビ誌ライター)
その一挙手一投足に全国民の注目が集まってしまうだけに、眞子さまとの結婚については軽々しく語ってはならないという小室さんなりの配慮があったのだろう。
(木村慎吾)