V6の岡田准一が主演を務める映画「燃えよ剣」と岡田がイメージキャラクターを務めている大阪の遊園地「ひらかたパーク」のコラボレーションポスターが9月30日、公開された。
映画作品のタイトルやビジュアルをパロディ化してきたコラボレーションポスターは今回で12作目。新ポスターは幕末の世界から突如やってきた「燃えよ剣先イカ」という設定。オリジナルの映画ポスターでは岡田演じる土方歳三が刀を横に構えた構図で、キャッチコピーも「時代を追うな。夢を追え。」とかっこよさを追求したものだが、コラボレーションポスターは刀の先に熱く燃えるイカが刺さっており、岡田扮する「園長」が驚きながら真剣白刃取りをしているという構図。キャッチコピーも「うわっ危な。箸を使え。」とオリジナルのコピーに寄せている。2枚を並べることで刀がつながり、一体感も楽しめるように工夫されている。
ネットでは《岡田准一が映画やるたびに、ひらパー何してくれるんかなって楽しみになってる》《毎回ひらパーと、岡田准一の映画のコラボポスターは秀逸。映画の制作側も許容してくれるところが、素晴らしい!》《本編とパロディを同一人物が全力でやり切る珍しいパターンw ずっと続けてほしい!》《もしかしてひらパーの宣伝のために岡田くんが映画に出まくってるのか?》など称賛の声が殺到した。
「岡田は、ひらかたパークのある大阪府枚方市出身という縁もあって、初代イメージキャラクター“ひらパー兄さん”を務めたブラックマヨネーズの小杉竜一の後を継いで13年4月、2代目“超ひらパー兄さん”に就任。14年からは“園長”も兼任しています。ひらかたパークは岡田が就任した13年から映画『図書館戦争』のコラボレーションポスターで『図書館便乗』を制作。以降も『永遠の0』×『たいくつな時間0』、『蜩ノ記』×『枚方の記』、『エヴェレスト 神々の山嶺』×『ええベスト 中々の温もり』など岡田の主演映画が公開されるたびに遊び心満載のコラボレーションポスターを制作してきました。
コラボレーションポスターを制作することになったきっかけは、『図書館戦争』の舞台挨拶時の岡田の発言から。司会者に『守りたいものは何ですか』と聞かれた岡田は、『ひらパーです』『図書パー兄さんとしても活躍していきたいなと思っております』などと回答。それを見たひらパー側は『映画の舞台あいさつなのに“ひらパー”の宣伝になっている』と申し訳なく思ったようで、映画配給会社に連絡を取りタイアップしたポスターを製作することになったとか」(芸能記者)
岡田の映画次回作はハードボイルドものという噂だが、早くも次のコラボポスターへの期待が高まってくる。
(柏原廉)