俳優の戸次重幸が朝の情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)に生出演。“残念なエピソード”のごく一部を披露した。
戸次は大泉洋らと組んでいる俳優ユニット・TEAM NACSの一員だが数々の失敗エピソードを持つことからメンバーやファンから「ミスター残念」という不名誉な異名を付けられている。
戸次はその中から飛行機に乗った時のエピソードを披露。ロケ先で買った5kgの米とキャリーケース、ショルダーバッグの3つを機内に持ち込んだ戸次は、到着して降りた時には荷物はショルダーバッグだけだったという。幸いすぐ気がついたため、人の波を逆流しながら飛行機へ戻ると、CAが荷物を持って待ってくれていたという。戸次は「荷物の3分の2を忘れていた」と苦笑した。
ほかにもコロナ禍前の4年前の失敗も告白。戸次は北海道・旭川のロケに参加していた時に楽しく飲んで酔っ払い、ホテルに戻ってマッパで寝てしまったという。朝起きてトイレに行こうとドアを開けたらそこはホテルの廊下。気付いた時には後ろでドアが閉まり、マッパのまま中に入れない状態に。とりあえず用を足そうと、階段を使ってなんとか人に出会わずに4階から1階のトイレまでたどり着けたものの、トイレでほかの宿泊者と鉢合わせしてしまったという。幸い、その宿泊者がホテルに知らせてくれたおかげでフロントスタッフが部屋着をトイレまで持ってきてくれ、なんとか部屋に戻ることができたという。
ネットでは《しげちゃん、こんなのミスター残念と称されるようになったエピソードの数々の中でもマシなほうでしょ。凄まじいよ、もちろんそれを含めて好きですが》《シゲさんのエピソードはもっと面白い残念エピソードがありますよね》《道民は知っている。ミスター残念のエピソードとしてはこれすら小粒であることを。これからも頑張ってください》など、ファンからの愛あるツッコミが続出した。
「戸次の失敗エピソードはほかにもたくさんあります。中国旅行でお土産に青竜刀を購入し、持ち帰ろうとしたら剣の部分が鉄だったため機内に持ち込めず没収。結局、それ以外の柄と鞘だけを持ち帰ったことがあります。さらに遅刻魔としても知られており、ロケに最長5時間遅刻したこともあります。また3泊4日のロケがあった時はペットのヤドカリを持参。『留守にすると死んでしまう』と思って連れてきたのですが、結局ロケ中にヤドカリは亡くなってしまいました。とにかく、失敗エピソードに事欠かない男として知られ、ファンからは逆にそこが愛されているようです」(芸能記者)
このぶんだと、語られていない失敗エピソードがまだまだたくさんありそうだ。
(柏原廉)