女優・清原果耶主演の朝ドラ「おかえりモネ」(NHK)の第106話が10月11日に放送され、本作の土曜日MCを務めるサンドウィッチマンの2人が漁師役で出演。話題を呼んでいる。
宮城県気仙沼の亀島に生まれたヒロイン永浦百音が、やがて気象予報士の資格を取って故郷の役に立ちたいと奮闘するこの物語。第106話では、百音の幼馴染・亮(永瀬廉)が自分の船を持ちたいと考え、百音の父・耕治(内野聖陽)に資金の相談に乗ってもらうも父・新次(浅野忠信)には相談できず、百音や妹の未知(蒔田彩珠)を心配させる。
そんな中、百音が気仙沼の漁協を訪ねると亮の漁師仲間、漁師A・B役としてサンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしの2人が登場。不漁を嘆く漁師たちに、ピンクのハチマキをする伊達が「ようやく去年は、メカがちょっとよかったのにな」、すると「海も変わってきんだべぇな」と相槌を打つ富澤。船を買うために「稼ぎたい」という亮に、伊達が「(マグロを)あげんなら、正月の初売り狙いだな。ご祝儀がつく」と言うと富澤が「新年一発目の景気付けにはいいでねぇか」と気勢を上げる。これにはネットでも「漁師役なじみすぎて気づくのに時間がかかった」「めちゃくちゃお芝居上手でびっくりした。違和感ゼロカロリーじゃん!」などのコメントが書き込まれている。
「収録後のインタビューで伊達が『ほんと緊張した。方言慣れてるはずなのに、いざとなるとできなくなったわ』と言えば、富澤は『方言強すぎると伝わらないしね。これ全国放送だから』と返すなど、コメントとは裏腹に余裕さえ感じられました」(女性誌記者)
実は、2人がドラマに出演するのは、今回が初めてではない。
「伊達はドラマ『うぬぼれ刑事』(TBS系)や『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)にゲスト出演。富澤は坂元裕二氏が脚本を手掛けた2017年ヒット作『カルテット』や2018年の話題作『大恋愛~僕を忘れる君と』(ともにTBS系)にレギュラー出演。ドラマでも爪痕を残してきました」(芸能ライター)
2人は「日経エンタテインメント!」の「好きな芸人ランキング」で3年連続1位を獲得。さらに今年7月に発表された「2021年上半期タレントCM起用社数ランキング」で「お笑い芸人部門」で1位を獲得。芸人としてだけではなく、バイプレーヤーとして、ブレイクする可能性は十分?
(窪田史朗)