歌手の中島美嘉が10月12日、ラジオ番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送)に出演。“クールなイメージ”に見られる理由を語った。
中島はパーソナリティの大竹まことから「とってもクールなイメージだよね」と聞かれると、「何でかそうですね」と回答。続けて「きっとあがり症で、特に歌の時はものすごい緊張しすぎてるので、多分そう見えてしまうのかもしれないですね」と語った。
その後、しばらく別の話題でトークは盛り上がっていたが、大竹が再び「さっきのあがり症っていう話はずっと?」と聞くと、中島は「ずっとです。幼い頃から人前で発表会とかにしても、もう全然ダメですね」と告白。大竹が「それでなんで(歌手を)やってるの?」とツッコむと中島は「ですよね」と苦笑。大竹はさらに「(緊張が解けるのは)ステージに出る瞬間? なんかスッと背中押されてから平気になったりするの?」と追及。中島は「ライブの場合、曲数がいっぱいあるので一旦緊張したまま出て、なんか1、2曲歌っているうちにちょっと変わっていけるんですけど。テレビの場合はなんかずっと緊張してますね」と答えた。
ネットでは《まったくそんな風には見えないなあ》《あがり症なのに芸能人という仕事を選んだのすごい》《ガチのあがり症で芸能人ってありえるの? ましてや演技したり歌うたったりさ。無理でしょ》などの感想が寄せられた。
「中島があがり症だというのはファンの間ではよく知られた話。2019年の『スポーツ報知』のインタビューでは克服法について『(ステージに)出てしまうこと。出ちゃえば、数曲は緊張しているけど、緊張が興奮に変わる瞬間がある。そこさえ越えれば大丈夫』とも語っています。
また、中島に限らず、あがり症の芸能人は意外と多く、著名な人物で言えば和田アキ子はバラエティでは一切あがらないそうですが、コンサートや音楽番組では毎回ステージ上がる前は手が震え、冷や汗をかくそう。ほかにも前川清は50年近く、歌う前に精神安定剤を飲んでいることを明かしています」(芸能記者)
芸能人といえども普通の人と緊張は変わらないということかもしれない。
(柏原廉)