三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE及びEXILEのメンバー・岩田剛典の4冊目となる写真集が発売されることが10月13日、発表された。
最新の写真集はタイトル未発表、11月29日に発売予定で、撮影は前作と同じ俳優の永瀬正敏が務めている。19年に発売された前作「Spin」では日本各地で数万カットを撮影していたが、多くのファンから「もっと2人の世界を見たい」、「埋もれてしまった作品を世に出してほしい」といったラブコールが多数寄せられたという。そこで今作は前作で掲載しきれなかったカットを中心に、1日限りのシューティングで生まれた撮り下ろしも加えた構成に。
岩田と永瀬は「いわば今作は“もうひとつのSpin”であり、あれからの2年間──新型コロナウイルスと人類の闘い──を経ての2人の積み重ね、“Layer”によって新たに生まれた作品です」とコメントを寄せた。
しかし、ネットでは《人類とコロナの闘いと写真集は関係なくないか?》《コロナとの闘いはあんまり関係なくない?》といったコメントが殺到。さらに《ワクチン予約できなくて頭を抱えているショットとか、接種後に腕を痛がっているショットだったら笑える》《トイレットペーパーとマスク買えなくて店の前でイラついてるとかね》といった「新型コロナウイルスと人類の闘い」を表現したカットを予想する声も。
「永瀬は写真館をしていた祖父の影響で写真をはじめ、写真家としてのキャリアはすでに30年近く。これまで多くの写真展も開き、写真集も出しているほか、現在は朝日新聞デジタルマガジン『&[and]』で世界各地の風景や人物を切り取った写真コラムを連載中です。永瀬は19年の同サイトのインタビューで撮りたいものについて『いちばんの理想は、“思い”を撮ること』と語っています。また、写真については『本当に、自由に見てほしい。映画の時もそうですが、そのほうが楽しいんです。「え、そういうふうに思った?」という感想を聞かせていただくのが楽しくて』と答えていました。その永瀬が『新型コロナウイルスと人類の闘い』といった大仰なテーマで撮るとは考えにくい。出版社が売り出しのために考えたテーマかもしれません」(芸能記者)
大仰な言葉も、宣伝としては効果ありといったところか。
(柏原廉)