今年7月に同棲していた交際男性が法律違反の薬物所持で逮捕されたことで“薬物使用疑惑”が取り沙汰された女優の片瀬那奈。そこに思わぬ“援護射撃”があったことを10月13日、ニュースサイトの「東スポWeb」が報じた。
同記事によると片瀬は9月30日を持って所属事務所から契約解除されたが、その後は外出もできず自宅で“ろう城生活”を送っているという。芸能活動は続ける意向だが、テレビでの起用は難しい、前途多難な状況だ。
そんな中、11日に東京地裁で交際男性の初公判が行われたという。そこで男性は片瀬とは法律違反の薬物を使っていないと証言。あくまで不貞相手と使ったと主張した。もともと片瀬は同棲相手は薬物所持で逮捕された後、警察の家宅捜査だけでなく尿検査を受け、結果は陰性だったことが明らかになっている。ここに交際相手の証言も加われば、心強いというわけだ。
しかしネットでは《でも同棲相手が使ってたならどうしてもそういう目で見てしまうよね。友達も使ってたわけだし完全に疑惑払拭するの難しそう》《然るべき第三者に立証してもらうより他にないし、何よりそういう人たちと繋がりがあったことが既に問題》などといった声があふれ、依然、世間の疑惑の払拭には至っていないようだ。
「一般的にコカインは3、4日で体内から“抜ける”と言われていますが、常習者は数カ月経っても体内に残ると言われています。片瀬が警察の家宅捜査を受けた時に行った検査は当然、抜き打ちでしょうから、常習性があれば陰性判定が出ることは考えにくい。
また交際男性が片瀬の薬物使用を否定したことについては《信用できない》といった声もありますが、日本では18年6月から刑事事件の容疑者や被告に他人の犯罪の情報を明かしてもらう見返りに、検察官が求刑を軽くしたり、起訴を見送ったりする司法取引制度が始まっています。片瀬が“クロ”ならば、交際男性にとっても司法取引に有利な情報を持っているわけで、それをあえて明かさずに潔白を証言するというのは考えにくい。交際男性の主張も真実で検査も陰性だった片瀬は、不使用が証明されたと言えるのではないでしょうか。
しかし、人のイメージは一旦定着するとなかなか覆せないもの。今後の片瀬には“シロ”よりも“信用”が必要になってくるでしょう」(週刊誌記者)
薬物使用疑惑で“信用”を失った片瀬。今回の報道があっても、まだまだ前途は厳しいかもしれない。
(柏原廉)