お笑いコンビ・FUJIWARAの原西孝幸が10月22日、コンビの公式YouTubeチャンネル「FUJIWARA超合キーン」を更新。愛する娘のために自室を明け渡し、さらに部屋に飾っていたフィギュアコレクションを売却することを明かした。
原西は「【前編】原西、娘のためにフィギュアを売る」というタイトルの動画をアップ。自室から「なぜ私がこの部屋から動画をあげてるかと言いますと」と切り出し、「長女がですね、受験勉強に専念するために『この部屋をくれ!』ということになりまして、私の部屋がなくなります!」と明らかにした。原西は「まあ、しゃあないっすね。だって『受験勉強のためにパパの部屋頂戴』って言われたら、親はもう断れないでしょ?」と語り、「それに伴いましてですね、フィギュアの置く場所がなくなります。なので、全部『まんだらけ』に売りに行きます!」とフィギュアも扱う漫画専門古書店に買い取ってもらうことを宣言した。原西は「悲しい話やなぁ」「売りたくないんですよ、本来」と言いつつも、これまで購入してきた数百体にも及ぶフィギュアや出演した番組でもらったアイテムなどを紹介しながら思い出に浸っていた。
その後、「まんだらけ」にフィギュアを持っていったところで動画は後編へ。翌23日にアップされた後編では査定額は28250円となり、原西は思わず「少なっ!!」と店員にツッコミ。箱など付属品がないものが多かったため査定額が下がったようだった。
原西は買い取りをしてもらう直前に店員に「やっぱりあの‥‥、プリキュア返してもらっていいですかね?」とプリキュアシリーズのフィギュアだけは手元に置いておくことを決心。その分が減額され最終的に21700円になった。原西はそのお金の使い道について新しい勉強机代に使うと明かした。
ネットでは《せっかくこれだけ集めたのに家族のためにさっと売れる原西さんいい人すぎ》《愛が詰まったこれらのコレクションを売るっていうのは、自身の魂の一欠片を失うのと同義だからなぁ。でも、娘のために身を削る原西さんはとてもカッコイイと思います!》《大事なコレクションを娘のために手放せるってすごいなぁ。自分なら部屋はわたしても、コレクションは死守しそうだわw》など原西への称賛の声が多数書き込まれている。
「原西は娘思いで知られており、プリキュア好きも、もとは娘に付き合って見ているうちに自分がハマってしまった結果だそう。以後、娘を喜ばせるためにマネージャーに『プリキュアの仕事を入れてくれ』と頼み続け、念願叶って11年放送の『スイートプリキュア♪』では制作発表の場に“プリキュア応援団”としてコンビで登場。翌年の『スマイルプリキュア!』では本人役で出演するに至りました。プリキュアのフィギュアだけ売ることができなかったのは、それだけ思い入れが強く、娘との思い出ともつながっているからでしょう」(芸能記者)
原西のフィギュア売却、自室明け渡しによって、娘も受験勉強に精が出るとよいのだが。
(柏原廉)