タレントの千秋が10月31日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)に出演し、元タレントの木下優樹菜がYouTubeチャンネルで芸能活動再開を明言したことについて「ずっと思いつきでやってるような気がして」と語った。
木下は10月27日、2019年のタピオカ店オーナーに対する恫喝まがいのメッセージ送信が脅迫に該当するとして、東京地裁より40万円の賠償支払いを命じられた。これについて、翌28日にYouTube動画にて「自分のしてしまったことが脅迫という結果になり、それを真摯に受け止めています」と目に涙を浮かべたような表情で謝罪した。
また、反省と後悔の2年間を経て、やはり表舞台に立つ仕事こそが自分にとっての適職だと語り、芸能活動再開の意向があることを明言。謝罪と復帰宣言が含まれた今回の動画に対し、意見を求められた千秋は「ご本人が活動を始めるとかは別に人の勝手だから、やりたいんだったらやればいいと思うんです。需要ある、ないにかかわらず」とコメントし、活動再開は本人の自由だとした。
しかし、「やるんだったら、もっとちゃんと考えてやったほうがいい。ずっと思いつきでやってるような気がしていて。この謝罪動画も唐突に真面目な感じだったんですけど、ちょっと前までは普通に(SNSで)『イェーイ』みたいな感じだったので」と突然の“涙の謝罪”がスムーズに入ってこないと指摘。続けて、「もしこの時期にちゃんと復活する、YouTubeもやるって決めてるんだったら、1年前からいろんな準備をして、ちゃんと準備をしたうえでやれば、理解してくれる人もたくさんいたかもしれないのに」と、YouTubeでの活動にあたっての入念な事前準備が必要だったとも語っている。
「千秋の指摘するように、木下は2020年夏に芸能界からの引退を宣言するも、この1年間は新たなインスタグラムアカウントから情報の発信を継続。提携する企業のプロモーション投稿や、新たな交際相手であるJリーガーとのホテルデート、さらに、緊急事態宣言下のバーベキューパーティの模様など、まさに『イェーイ』な更新を頻発。判決が出るや否や、唐突に涙の反省動画を見せられたところで、同情が集まりにくいのは当然でしょう。そうした違和感を突いた千秋のコメントには、ネット上でも『千秋さんの言う通り。ハッキリ発言してくれて気持ちいい』『おっしゃる通り、行き当たりばったりで短絡的な人』『判決が出てから反省しましたとか言っても滑稽なんだよね。(千秋が)皆が思ってることを代弁してくれてる』『今までのSNSに投稿していた内容と涙の謝罪動画じゃ、話のスジが通らない。その場だけのポーズと取るのが普通』『日頃の行いが悪いと、いざという時に誰も信用してくれない』と賛同する反応が並んでいます」(テレビ誌ライター)
また、木下は54万人のフォロワーを抱えるインスタグラムにて、28日に「19時から見てください」とYouTube謝罪動画を告知するも、投稿には新設したばかりのチャンネルへのリンクが貼られておらず、インスタグラムプロフィールにもYouTubeのURLが掲載されていなかった。ここでも木下の準備不足感が否めず、一部のフォロワーからは「何を見るの?」「インスタですか?」「ユキナちゃん、YouTube教えてください」「何を見ればいいの?」「チャンネルを教えてください」などの声が散見。やはり周到な準備が必要だったと言えそうだ。
(木村慎吾)