お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が10月31日放送の「中居正広のただただ話すダーケ」(テレビ東京系)に出演し、FUJIWARA・藤本敏史の“号泣事件”にダメ出しした。
出演者が自由なテーマを出し合い、ユルいトークを繰り広げた同番組。途中、モデルの河北麻友子が「最近泣いたこととか聞いてみたい」と話題提起すると、中居は私生活では一切泣くことがないとしつつ、「『(笑って)いいとも!』(フジテレビ系)の最終回でちょっと‥‥。あれはキタかな」と振り返った。
また、矢作はテレビ収録中には基本的に泣かないようにしていると明かし、「徳光さんみたいになりたくない」とも。
その後、話題は多くの視聴者に感動をもたらした8月17日放送の「雨上がり決死隊解散報告会」(ABEMA)へと及ぶと、矢作はフジモンの涙にクレーム。報告会では、楽しいムードで雨上がり決死隊の活躍の歴史を振り返り、明るく送り出そうという空気感があったものの、終盤になって「フジモンが泣いちゃったの、藤本さんが。藤本さんが泣き過ぎて(周りが)引いちゃってんの」と突っ込んだ。
フジモンと雨上がり決死隊はデビュー当初からの30年近い付き合いがあったことから、最後は号泣三昧となったが、矢作は「ちょっと、あの泣き方がパフォーマンス入っちゃってんのよ。藤本さんはマジでヤダ、あの泣き方は。普段泣かないような人が泣くのはいいけど、あの人は泣くから」と厳しいコメント。また、解散報告会ではフジモンのほかに出川哲朗も大量の涙を流す男泣きを見せていたが、矢作は「出川さんはいいの。出川さんはよかった」と2人の涙を比較した。
「フジモンは宮迫博之の不祥事が解散の契機となったことから、放送中に『解散までしないとダメなんですか?』『宮迫さんが悪いんですやん。宮迫さんのせいですよ。雨上がり、なくなるんですよ、あなたのせいで』と涙ながらに訴えました。長きにわたる絆から生まれた言葉でしたが、ネットでは『感動した!』『フジモンいい人だね』ともらい泣きする声があった一方、今回の矢作のようにシラケた反応を残す人も散見。“出川さんの涙はいいが、フジモンはしょっちゅう泣くからダメ”とする矢作の見解についても、ネットからは『藤本さん大袈裟。子どもじゃないんだからさ、大人気ない。目立ちたいだけ』『同感でした。出川さんの堪えながらの泣きと、フジモンの泣き方は違いましたね』『私も違和感がありました』『演者が感情的になりすぎると視聴者は気持ち引くよな』と共感の声が寄せられています。また、フジモンの元妻でタレントの木下優樹菜も10月28日にYouTube動画でタピオカ事件に対する涙の謝罪を見せていたことから、『元夫婦そろって泣き芸で引かれるなんて。似た者夫婦やん』とのツッコミまで出る始末です」(テレビ誌ライター)
雨上がり決死隊を愛するが故の涙だったことは言うまでもないが、嗚咽を伴うほどの大号泣となり、矢作や一部視聴者にとっては違和感を抱くような光景だったようだ。
(木村慎吾)