NMB48・渋谷凪咲が11月1日放送の「千鳥のかいつまんで教えてほしいんじゃ!」(TBS系)に出演し、国会で与党を厳しく糾弾することの多い「野党」の存在意義をユニークに表現した。
世の中の素朴な疑問を専門家がかいつまんでわかりやすく解説する同番組では、「野党は何で反対ばかりする?」との疑問を紹介。お笑いタレント・出川哲朗や千鳥の大悟らがこの素朴な疑問に対する明確な答えを出せずにいると、渋谷が「私、自分で思ってたことなんですけど」と独特すぎるコメントを披露したのだ。
渋谷は、「『野党』って、『野次』の『野』じゃないんですか?」と切り出し、「野次を飛ばすっていうことに自分たちの命をかけてるっていうか。それが仕事みたいな。だから(与党への反対意見を)言ってるんかなぁと思って」と野党の仕事を“野次の全う”と表現。その後、専門家からは「野党は与党の見張り役だから反対している」との説明がなされ、舌鋒鋭い議論の模様ばかりがメディアで報じられるものの、実際には与党が提案する様々な法案などに「めちゃくちゃ賛成している」との実態も明かされていた。
「この渋谷のコメントに対し、大悟やノブ、出川らは『賢いのがいないから誰も突っ込めない』と嘆き、なんとも言えないムードが立ち込めるも、ネットからは『100点笑』『大正解!!』『その通り』『言うね~』『まぁ合ってるよ』『ぐうの音も出ない煽り方』『野次党笑笑』『天才現る』など、面白がる反応がズラリ。例えば、立憲民主党の蓮舫代表代行はその過激な物言いが報道番組で取り上げられる機会も多く、渋谷にとっては『野次を飛ばすことに命をかけている仕事』のように映ってしまったのでしょう。
渋谷は過去にバラエティ番組で、“西郷隆盛は何をした人?”とのお題に『できるだけ1人で船を作ろうとした人』と回答し、演出家・テリー伊藤から『面白い!』と絶賛されたことも。今回もそのユニークすぎる世界観がたっぷりと詰め込まれたコメントになったと言えますね」(テレビ誌ライター)
今や各テレビ局のバラエティ番組から引っ張りだこ状態で、NMB屈指の稼ぎ頭となった渋谷だが、今後もその“斜め上”なコメントで視聴者の度肝を抜いてほしいところだ。
(木村慎吾)