お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が11月2日放送の「赤江珠緒 たまむすび」(TBSラジオ)に出演し、学生時代の合コンで起きた「すごいトラウマ」な出来事を振り返った。
この日は番組冒頭から“艶感”を出すための方法について話題になり、山里は学生の頃、雑誌の広告で“艶感”が200%増しになるという「惚れ薬」のようなスプレーが売られていたという。
値段は1本1万円。山里は「やっぱり多感な時期でね、あまりにもモテなくて冷静な判断力がなくて、買ったのよ」「買ってさ、説明書見た時に度肝抜かれたね。成分の90%がイタリア男性の汗から抽出したものだって書いてあって。イタリア人男性の汗から抽出したフェロモンと、イタリアの太陽を浴びたレモンで柑橘系の爽やかさを入れてるって」などと怪しげなフェロモンスプレーの概要を説明した。
モテたくて必死だったという当時の山里は、合コン前にそのスプレーを自らに噴射。「ビシャビシャにかけて行った。今日はキメるぞと思って」と気合十分だったが、「女の子の前に行って、『どーも!』なんて言ったら、女の子の第一声が『酸っぺぇ』って。すっごいトラウマなの、俺。凄い上からイジられたの覚えてる。合コンの最中も、陰で俺のことを『ビネガー』って呼んでるし」とあまり反応は芳しいものではなかったようだ。
「山里は2015年11月25日放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)で、当時の学生時代を合コン三昧な日々だったと告白。名門・関西大学では寮生活で、多い時には1日2回、週に9回の合コンを満喫。女子大に行って関西大学の学生証を見せると、女性のほうから合コンを申し込んでくることも珍しくなかったといいます。
さらに、関西大学同学部出身の同級生で、共通の友人までいたという歌手・矢井田瞳は昨年7月27日放送の音楽番組『プレミアMelodiX!』(テレビ東京系)の中で、大学時代の山里に関し『凄いオーラがあって、お洒落で、目立っていた』と証言。相方・山崎静代は『それはヤイコさんがおかしい笑』とツッコむも、矢井田は『私は大学の時から山ちゃん推しだった』とも打ち明け、女優・蒼井優との電撃婚を知った際も驚きはなく、第一声は『ほら、やっぱり』と納得したのだとか。大学卒業後に山里が芸人としてブレイクし、世間から『キモい』などと言われていたのが不思議だったそうです。
しかし、実際に山里は“モテない芸人”の代表格としてお笑い界の競争を勝ち抜き、今や人気女優を妻に持つ勝ち組芸人の1人に君臨。今回のような合コンでのほろ苦い自虐エピソードを披露しても、ネットからは『女優と結婚してるんだから勝ち組やん』『うーん、蒼井優さんと結婚されてるのでなんとも言えないなぁ』『そんなエピソードも今や鼻につくぞ!』といった指摘まで寄せられるようになりました」(テレビ誌ライター)
必死に謎のフェロモンスプレーをビシャビシャにかけまくり、キャンパスにビネガーの香りをまき散らしていた山里だが、どうやら当時の矢井田にだけは効果があったのかもしれない?
(木村慎吾)