秋の食材といえば「さつまいも」。この時期、さつまいものスイーツもたくさん販売されていますよね。でも、スイーツはバターや砂糖をたっぷり使った高カロリーなイメージがあり、ダイエット中は控えているという方も多いのではないでしょうか。
そんなさつまいも、実は食物繊維が豊富で自然な甘さを楽しめるうえ、調理法によってはダイエットの味方にすることも可能なんですよ。次のような食べ方で、満足感の高いヘルシーな食事を楽しんではいかがでしょうか。
【ほんのりバターが香るさつまいも餅】
〈材料〉
■さつまいも1本(150g程度)/片栗粉大さじ2/バター5g
〈作り方〉
1.さつまいもの皮をむき、1cm幅の輪切りにして水にさらす
2.水を流し、耐熱容器に入れて600Wの電子レンジで6分間ほど加熱する
3.竹串がスッと貫通する程度にさつまいもがやわらかくなったら、マッシャーで滑らかになるまで潰す
4.片栗粉を加えてよく和える
5.水分が足りない場合は水か牛乳(分量外)を少々加えて滑らかにし、5~6等分程度に分けて丸め、平らに潰す
6.フライパンにバターを溶かし、5を並べて両面にこんがりと焼き色がつくまで焼いて出来上がり
【大学芋風・ごま芋スティック】
〈材料〉
■さつまいも1本(150g程度)/ごま塩少々
〈作り方〉
1.さつまいもの皮をむき、太めの細切りにする(皮付きでもOK)
2.カットしたさつまいもを水にさらし、あくを抜く
3.フライパンに油(分量外)を熱し、水気を拭き取ったさつまいもを入れ、強めの中火でこんがりと焦げ目がつくまで炒める
4.フライパンに蓋をして火を消し、15~20分程度余熱で火を通す
5.竹串がスッと貫通する程度にさつまいもがやわらかくなったら、ごま塩を少々振りかけて和えれば出来上がり
素材の味を生かせば使用する調味料を最小限に抑えることができますから、甘みのある種類のさつまいもを選ぶのも一つの方法です。この秋、自然な甘さのさつまいも料理で、腹持ちがよく満足感の高い副菜やおやつを楽しんではいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)