6月13日、元フィギュアスケート選手の鈴木明子が結婚を発表した。このおめでたいニュースにフィギュアファンは一様に祝福ムードだ。
鈴木は前回シーズン、テレビでのスケートの解説者として数々の番組に出演。わかりやすいと好評を博し、まさに公私ともに絶好調と言えるだろう。
「鈴木なら、家庭を持ちながらショーやテレビ解説の仕事をこなす、荒川静香のような存在になれるでしょう。シーズンは多忙になりますが、オフの時期はプライベートに支障のない範囲で仕事をこなせるのもメリットです」(女性誌記者)
育児をしながら適度に仕事もする荒川のような路線は、鈴木にとって理想的かもしれない。しかし、その見方には否定的な意見も。
「荒川は金メダリストですから、鈴木が取って代わることのできない存在です。そもそも鈴木は、振り付けや後進の指導に強い興味を持っています。昨シーズン、本郷理華選手のプログラムは鈴木の振り付けで、大変好評でした。評価されていますし、本郷には的確なアドバイスも送って演技をステップアップさせ、指導者としての資質も注目されています。結婚される相手も彼女と同じ豊橋市在住ですから、今後も名古屋の長久保裕コーチのリンクで指導を続けるのではないでしょうか」(スポーツライター)
鈴木がコーチとなって、選手とともにキス&クライに並ぶ日もそう遠くはないのかもしれない。
(芝公子)