「食べ過ぎた日の翌日は、朝から胃がもたれて調子が出ない……」。そんな不調をリセットするなら、次のような方法がオススメです。
■朝だけプチ断食をする
食べ過ぎた翌日は内臓が休まず働いていたため、疲弊しているケースが多いもの。胃もたれがツラい場合は、「お腹が空くまで食事を控える」ことで胃腸を休ませてあげましょう。水分はこまめに取りつつ、何も食べずに過ごします。お腹が空いたら、お昼の時間になっていなくても食べてOK。お昼を食べる時間が決まっている場合は、おにぎりやパンなど、お昼までのつなぎになる軽食を用意するとよいでしょう。
■朝食を“少しだけ”食べる
「胃腸が疲れているときには無理に食べない方がよいと分かっているけれど、食べる楽しみを逃したくない」「仕事などでお昼までに食事を取ることができないため、お腹が空いてしまわないか不安で断食ができない」という場合は、胃腸に負担のかかりにくいものを少量食べましょう。フルーツや野菜ジュース、野菜スープ、スムージーなどが適しています。
せっかく胃腸を休めても、「朝食を抜いた分だけ昼食は豪華にしたい」と、脂っこいものや量の多い食事を選んでしまえば本末転倒です。昼食も腹八分目を目安にし、夕食に普段通りの量に戻すとよいでしょう。
ただし、普段とは異なる不調を感じる場合や胃腸を休めても不調が改善されない場合などは、自己判断せずに専門医に相談しましょう。
「胃がもたれてツラいけれど、つい翌日もしっかり食べてしまって不調が続いてしまう」ような場合は、極端な断食をするのではなく、ストレスの少ない食べ方を選びたいものです。“朝だけ”“お腹が空くまでだけ”と限定することで、ハードルが下がって取り組みやすくなりますよ。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)