お笑いタレントの明石家さんまが11月14日放送の「週刊さんまとマツコ」(TBS系)に出演し、娘でタレントのIMALUから受けたクレームを明かした。
この日、番組では1975年創業の宅配弁当店「玉子屋」を特集し、同店がロケ弁当を提供していた、さんま主演の同局ドラマ「男女7人夏物語」(1986年放送)の撮影現場での“ダメ出し事件”が紹介された。
スタジオに登場した「玉子屋」の社長は、「何回かお届けしている間に、ある女優が『このメニューはやめてくれ』とか『これは入れないでくれ』って(言ってきた)。その女優の名前がどうしてもわからない」と暴露。同ドラマには、さんまの元妻で女優の大竹しのぶも出演しているが、さんまは口元に手を添えつつ「俺は(誰のことか)わかんねん」「前の奥さんを救うわけじゃないけど、大竹さんもこういうことでは文句を言わない人。大竹さんと賀来千香子さんと、池上季実子さん‥‥」と同作に関わった人物を挙げていくと、マツコ・デラックスが「○○さん!?」とある女優の名前を口にし、さんまから「コラ!」と突っ込まれていた。
さんまは、そんな“ダメ出し事件”を乗り越えた玉子屋の弁当をスタジオにて実食。懐かしの味を楽しんでいたが、口に食べ物が入った状態でしゃべり出したことで、ボロボロと食べ物をこぼしてしまう。この光景を見た麒麟・川島明が「汚いな、食レポが。この人、これだけできひんねん」とキツく突っ込むと、さんまも「IMALUから言われてんねん。『番組でご飯を食べないで』って」とのクレームがあったことを打ち明けた。
「さんまは2018年1月14日放送の『行列のできる法律相談所 3時間SP』(日本テレビ系)でも、親交が深い俳優・木村拓哉から食事中のマナーを怒られたことがあると告白。さんまは口に食べ物が入った状態でしゃべり始めてしまう理由について『テレビ的にテンポアップしたい。だから、口に入れてすぐにしゃべる。どうしても(口の中の物が)飛ぶわな』と開き直り、『SMAPの料理食べる番組あるやんか。ビストロ。あれでよう木村に怒られた』とも。また、普段はゆっくり食べているものの、やはりテレビでは『テンポがあったほうがええねん』とし、『口に入れたら、(すぐに)美味いなって言うねん』と最後まで譲りませんでした。
そうしたスタイルをIMALUは嫌がったのでしょうが、世間も、決して綺麗とは言えないさんまの食べ方には思い当たる節があるようで、『娘さんが仰る通りです』『さんまさんの食べ方は本当に汚い! まず、決定打は口に入った状態で何の躊躇もなく普通に話すから当然!』『食べ方汚いですよね。美味しそうに感じない』などの声や、『さんまさんがボロボロこぼすのはご愛嬌かと』『うっかり食べながらこぼしてしまうのはかわいい』といった反応もありました」(テレビ誌ライター)
前述の「行列SP」では、ゲスト出演した女優・波瑠からも「しゃべりながら食べてこぼすような人は最悪」とコメントされ、その食べ方をドン引きされてしまったさんま。やはり、テレビにおいては、その口は“面白いことを言うため”だけに使ったほうがよさそうだ。
(木村慎吾)