10月期クールで、KAT-TUNの亀梨和也がメインMCを務めるバラエティ番組「一撃解明バラエティ ひと目でわかる!!」(日本テレビ系)がスタートした。亀梨にとってMC初挑戦で、同局では10年から、日曜深夜のスポーツ番組「Going!Sports&News」にベースボールスペシャルサポーターとして出演しており、その抜群の対応力が新たな仕事につながったといえる。
亀梨には、仲良しジャニーズで作ったサークルがある。亀梨クラブ、通称「KC」だ。メンバーはA.B.C-Zの河合郁人、Kis-My-Ft2の横尾渉と藤ヶ谷太輔、Snow Manの宮舘涼太と目黒蓮ほか。かつては、親友の山下智久もいた。仲間を自宅マンションだけではなく、都内の実家で毎年開く新年会にも招待。昨年のコロナ禍でステイホームを強いられた時はリモートで筋トレするなど、交流を重んじている。
そんな亀梨の沼にどっぷりハマっているのが横尾。誕生日は3カ月しか違わないが、ドラマ出演で世に出たのは亀梨のほうが圧倒的に早かったため、後輩感を貫いている。仕事量や収入にも大きな差が開いており、亀梨が二十歳の時に一人住まいをしていたマンションを訪れた時は、度胆を抜かれたという。
「横尾と藤ヶ谷、河合、亀梨の4人で怖い映画を観たあとに、怖い話で盛り上がった時、誰もいない玄関フロアの電気が勝手につく現象が起こりました。それも怖かったそうですがが、それ以上に自動センサーが働く高級マンションに同世代が住んでいたことのほうに驚いたとか。リビングには数えきれないほどの照明のスイッチがあったそうです」(スポーツ紙記者)
亀梨は、まだジャニーズJr.だった横尾に高額なウォレットチェーンを渡したことがある。「デビューできたら自分で買って戻してね」と言い、目標であったメジャーデビューの励みになるよう、あえて発破をかけたのだ。今年はキスマイのデビュー10周年。横尾はチェーンを、いまだに返していないのだとか。
「いつも与えてもらってばかりなので、ある夜はごちそうしようと、亀梨と仲がいい友人なども食事に誘った横尾。ところが、その時でさえ亀梨は勝手に会計を済ませ、同席した友人たちに『あっ、今日は横尾が払ってくれたよ』とサラリと言ったそうです」(前出・スポーツ紙記者)
10年以上かかって、キスマイはようやくKAT-TUNのセールスや動員力を上回ることができた。それでも亀梨にとっては“後輩”。この関係性は揺るがないようだ。
(北村ともこ)