女優の清原果耶が主演を務める来年1月スタートのドラマ「ファイトソング」(TBS系)の制作を、TBSが11月18日に発表した。清原は民放ドラマ初主演となる。
同ドラマの脚本は「この世界の片隅に」(TBS系)や映画「いま、会いにゆきます」などを手がけた岡田惠和氏のオリジナル。清原演じる主人公・木皿花枝は空手の日本代表を目指していたが突如として空手選手の夢を絶たれてしまう。全てを失い人生どん底、無気力でぐだぐだした毎日を送っていたが、試合前に必ず聞いていた勝負曲の作者・芦田春樹との運命の出会いが訪れる。しかし、芦田は今や落ちぶれた一発屋となっており、こじらせまくった変人ミュージシャンに。空手一筋で恋もしたことがなかった花枝と「人の心がわからないからいい曲が書けないんだ」と言われクビ寸前の芦田。2人はひょんなことから手を組み「嘘だけど本気の恋愛」にチャレンジしていく。そこに花枝の幼なじみの夏川慎吾も加わって三角関係の恋に発展していく‥‥というヒューマンラブコメディだという。
清原は発表にあたって「ドラマのお話をいただいた時は、私がやってもいいのだろうか? という気持ちが少しありました。緊張していますが、民放ドラマ初主演という形で作品に参加させていただくので、自分にできることを120パーセント出せたらいいなと思います」と意気込みをコメント。空手少女という役柄については「空手に初挑戦できたことがうれしく、練習を頑張っていますので、空手シーンもぜひ見ていただきたいです」とアピールした。
ネットでは《清原さんはモネも大好きだったけど次は今までとは違うイメージの役なので観るのがとっても楽しみです》《清原さん、NHKの時代劇で殺陣や剣術の稽古をするシーンがあったけど、かなり様になっていたので空手も期待できそう》《清原さんのラブコメは私は初めて見るので期待しています》など期待の声が多数寄せられた。
「清原は昨年12月18日にアニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』の公開直前クリスマスイベントに出席した際に来年挑戦してみたいこととして『空手』を挙げていました。その理由は『小学1年生の時にクラシックバレエを始めたんですけど、その時、本当は空手を習いたくて』というものでした。今回のドラマで、図らずも夢が叶った形に。当時イベントで共演していた俳優の中川大志は『(清原の空手姿を)見たいですね』とコメントしていたので、ドラマで中川が相手役となれば、ファンは胸熱でしょう」(芸能記者)
清原の空手姿、そして共演者にも注目だ。
(柏原廉)