9月30日付で所属事務所だった研音を退所した女優の片瀬那奈。現在、女優業オファーゼロと言われる彼女に驚きの転身説があることを11月18日、ニュースサイト「Web女性自身」が報じた。
今年7月に同棲していた恋人が法律違反の薬物所持により逮捕され、片瀬自身も家宅捜索や尿検査を受けたことが報じられた。片瀬は当初、家宅捜索も尿検査もなかったと事務所に報告していたが、後にそれは虚偽だったことが発覚。事務所との信頼関係は破綻し、結果的に契約解除に至ったという経緯がある。
同記事によると片瀬は現在、自宅で“籠城生活”を送っており、次なる展開に備えているという。しかし、今のところオファーはほとんどなく、窮地に追い込まれているようだ。
そんな中、浮上したのが“DJへの転身”説だ。
知人の証言によれば、片瀬は自宅にDJブースを置いており、10代の頃は頻繁にクラブに通っていた音楽好き。音楽関係の知り合いも多く、クラブでもつるんでいたという。ほかにも音楽関係者の証言として18年3月にはファッションブランドのイベントでシークレットDJとして参加していたことなどが根拠として挙げられた。
さらにコロナ禍のためクラブの集客が厳しい状況も片瀬にとっては“おいしい事情”だと音楽関係者は語る。片瀬が出演するとなれば、そのネームバリューから集客が期待できるからで、ギャラも片瀬クラスであれば一晩のDJプレイで最低30万円。箱(会場)によっては50万円とされ、週一のDJ業でも月収100万以上になると推測。実際に片瀬のオファーを検討しているクラブもいくつかあるという。
しかし、ネットではこの“DJ転身説”について《またクラブの出入りを頻繁にしたら薬物の疑いが強くなって、女優復帰の道がますます険しくなる》《片瀬さんがシロだとしても疑われるような行動は慎まないと表舞台への復帰は難しいのでは》《DJしてたら女優の仕事が増えるのか疑問ですね。それなら小さな劇団とかの公演に出るとかのほうが女優の仕事が増えるのでは?》など否定的な声が圧倒的だ。
「酒井法子、ピエール瀧、沢尻エリカなど、過去に法律違反の薬物で逮捕された芸能人に共通するのは、いずれもクラブカルチャーに染まっていたということです。クラブカルチャーとドラッグが近い関係にあるというのはよく知られており、クラブや音楽フェスは薬物使用のきっかけになることが多い。
片瀬は尿検査を受けた際には陰性で、それで薬物使用疑惑は晴れたと言えるのですが、彼女の人間関係が災いして現在も疑われ続けている状態です。イメージを回復して、女優として再起をはかりたいのなら、クラブには近づかないほうがいいではないでしょうか。
もっとも、片瀬は11月18日発売の『女性セブン』の直撃取材に対し、『私は疑わしいことは何もありません』『(仕事の話は)いろいろあるので、おいおいお話しできたらなぁと思います』『でも、このままでは終わらないんで』などと語っており、女優業はまだまだあきらめていない様子です」(芸能記者)
果たしてどのような形での再起を目指すのだろうか。
(柏原廉)