このコロナ禍で、健康意識が高まったと感じていませんか? 「積極的に市販の“健康にいい食品”を取り入れるようになった」という人も多いかもしれませんね。
サントリー食品インターナショナルが発表した『ウェルビーイング トレンドサーベイ2021』での調査結果でも、新型コロナウイルス感染症の影響で「健康的になった」と回答した人が50.4%いたそうです。
その理由として、「外食や飲み会をする機会が減ったから」「栄養バランスに気をつけるようになったから」など、自炊機会が増えたことで食生活の見直しができたという回答が多くを占めていました。自分で食事を作るとなると食材を選ぶ必要があることから、自身の身体に取り込む栄養素などについて、考える機会が増えたのかもしれませんね。
また、過去1年間に飲んだトクホ・機能性表示飲料の飲用理由を尋ねたところ、「どうせなら体によいものを飲みたいから」、「手軽に効率よく健康対策ができるから」との回答が多く、飲料で手軽に健康対策をしている実態が分かりました。確かに、飲み物なら比較的取り入れやすいですからね。
■トクホ・機能性表示飲料を飲むことの意外な効果
興味深いのは、トクホ・機能性表示飲料を飲むで意識の変化がみられたこと。健康を意識して飲み始めてから、自分の中で変化した意識や行動について尋ねたところ、「自分の体重や体脂肪を気にするようになった」という回答が、他の飲料カテゴリーよりも高い傾向にあったそうですよ。
さらに、機能性表示飲料飲用後の変化として「少しでも多く歩くことを意識するようになった」「歩いた歩数を万歩計・アプリ等で記録するようになった」「ストレスを溜めないように意識するようになった」という回答が。トクホ・機能性表示飲料を飲むという行動自体が、“自分は健康的な行動をしている”という意識を促すのかもしれませんね。
■最新のトクホ・機能性表示飲料の傾向
最近では緑茶や紅茶など、普段から飲んでいる飲料に、機能が付加されているものが目立ってきています。
例えば、サントリーの「伊右衛門 特茶」は、体脂肪を減らすのを助ける特定保健用食品の緑茶で、毎日の食事のお供にぴったり。また、キリンの「午後の紅茶 ミルクティープラス」は、健康な人の免疫機能の維持に役立つプラズマ乳酸菌を1,000億個配合、ちょっとした休憩時に最適です。マツキヨココカラ&カンパニーと花王が共同開発した「ヘルシア my リズム Aroma Time」は、顔の乾燥や体脂肪が気になる人向けのコーヒー豆由来クロロゲン酸類を配合した飲料で、リラックスタイムに飲みたくなります。
コロナ禍で健康意識が高まった今だからこそ、健康にいいものを積極的に取り入れて、 “健康レベル”を上げていきたいものですね。