コロナ禍で歯科医院の受診をためらいがちになり、口の中の健康に不安を感じていませんか? とくに、気になるのが虫歯や歯周病です。
科研製薬主催のセミナーで歯周病予防ケア法と最新治療を解説していた、大阪大学大学院歯学研究科・歯周病分子病態学教授の村上伸也さんによれば、歯周病はデンタルプラークという細菌の塊によって起き、生活習慣やストレス、喫煙、糖尿病などによって進行するのだとか。とくに、心的なストレスが深く関係しているということが分かったそうです。
もし今、強いストレスを感じて生活しているなら、歯周病には要注意。「朝起きたとき口の中がネバネバする」「ブラッシング時に出血する」「口臭が気になる」「歯肉がむずがゆい、痛い」「歯肉が赤く腫れている」などがみられたら、歯周病の可能性があります。村上教授によると、「歯周病で歯茎や歯を支える骨が破壊されると元には戻らない」というから恐ろしいものです。
とはいえ、最近は歯周病で破壊された歯茎や歯を支える骨を再生させる治療薬も登場していて、治療法も進化しているとか。早めの受診で悪化を防ぎ、自分の歯を守ることができるので、ためらわずに歯科医院を受診したいものです。
また、日々の予防も大事のようです。予防方法として一番大切なのは「寝る前に1日にたまった口の中の汚れをていねいに取ること」と村上教授は述べています。毎回の食後に歯みがきを行うのが理想ですが、忙しくてできなかったとしても、寝る前だけは歯みがきを行う習慣をつけるといいそうですよ。
そして、歯周病の進行を止めるためにも、ストレスや生活習慣、喫煙に注意しながら生活をすることが大切といえそうです。