先日、映画界への野望を語ったばかりのマライア・キャリー。しかしプライベートでは“頭の痛い”問題が浮上している。長年に渡り絶縁状態の実の姉が、頭部のケガを理由に自身の意志に反して病院に監禁されていると訴えているのだ。
マライア・キャリーの姉アリソン・キャリーは、3カ月前に起こった謎の人物による自宅襲撃事件で頭部に重傷を負って以来、ニューヨーク内にある病院の精神病棟に入院している。体を売って生計を立てていた過去を持ち、なによりも薬物中毒とも言われるアリソンは、身元不明の強盗が自宅アパートから宝石を盗み、自身は殴打されて目が覚めると後頭部に3インチ(約7.6センチ)に渡る裂傷を負っていたほか、口にもけがを負っていたと言っている。
しかしその主張は支離滅裂で、あるメディアの独占インタビューによれば、アリソンは「この人物と車に乗った覚えはないの。それに自分の家に行った覚えもないわ。でも自宅にいてこの男が宝石を盗んでいたことは覚えているの」と語っているのだ。
4児の母でありHIV患者でもあるこのアリソンは、その事件以来、自身の意志に反して精神病棟に入院させられているとして、そこから自分を出してくれるように大スターの妹マライアに助けを訴えているという現状だ。
「私がここに3カ月もいる理由はないんだから、この病院から出してくれる弁護士が必要なの‥‥お願いだから、マライアに私をここから出してと伝えて! 私にどんなことが起こったかは知っているはずよ! とにかく出たいの!」と毎日のように訴えているという。
しかし、現在はオーストラリアの大富豪ジェームズ・パッカー氏と交際中のマライアにはそう簡単な問題ではない。問題の多すぎるアリソンとは長年に渡って絶縁状態にあり、4歳になるマライアの双子の子供たちにも、姉が会うことを許していなかったほどだ。
ハリウッド進出の野望の前に、私生活のこのドラマがどうなっていくか、アメリカではキャリー姉妹の今後に注目が集まっている。