子どもやママが病み上がりで、元気だけれども外で思いっきり遊ぶのは難しいタイミングってありますよね。そんな日は、次のような室内遊びで子どもの五感を刺激し、外に出なくても満足する遊びを展開してはいかがでしょうか。
■模造紙や新聞紙で思いっきりお絵描き
お絵描き帳の範囲内に止まらず、どこまでも描き続けることができる床や壁……にお絵描きされると、ママもストレスが溜まってしまいますよね。そんな場合は、模造紙や新聞紙を敷き詰めて、発色のよいクレヨンなどを用いたお絵描きに挑戦させるとよいでしょう。
床や壁を汚さずに、ダイナミックなお絵描きを楽しむことができますよ。お絵描きを終えたカラフルな紙は、ちぎって楽しんだり折り紙代わりに活用したりするなど、発展的な遊びの素材にもなります。
■折り紙やチラシで野菜・果物作り
粘土がなくても、紙や布などの柔らかい素材があれば、自由な造形遊びを楽しむことが可能です。
野菜や果物など、身近に実物があるものをテーマに設定すると作りたいものがみつけやすく、作る際もヒントを得やすいのでオススメです。もちろん、自由な発想で見たこともない形を作り出すのも楽しいですよ。また、家族で力を合わせて大きな作品を作るのもよいですね。
■布団で滑り台
体力がしっかり戻ってじっとしていられないタイミングには、少し体を動かせる遊びをチョイス。布団で手軽に作ることができる滑り台がオススメです。
敷布団をじゃばら折りにして高さを出し、敷布団か掛け布団を上から被せると、フカフカの滑り台の出来上がり。じゃばら折りにする敷布団の大きさや枚数を調節することで、さまざまな形・高さの滑り台を作ることができます。
子どもの発達段階や体力と相談して、安全に楽しめる形に整えましょう。滑り台のようにお尻で滑ったりごろごろと寝転がりながら滑ったりと、さまざまな遊び方を生み出すことができますよ。
子どもはとても元気だけれど、他の家族の体調が思わしくなくて外出ができない、そんなときにも活躍してくれるのが室内で没頭できる遊びです。体調に応じて負担のない遊びを選び、楽しんではいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)