窪田正孝主演ドラマ「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)が12月13日に最終回を迎え、平均視聴率は10.2%。全話では10.7%だった。
この作品、来春には「劇場版ラジエーションハウス」の公開も決定している。舞台となるのは、謎の感染症が蔓延する孤島。1人で奮闘する甘春杏(本田翼)や島民を救助するために、天才放射線技師の五十嵐唯織(窪田)ら“チームラジハ”メンバーが立ち向かう、というものだ。
しかし、この発表に視聴者からは「IIもなんだかんだで完走したけど、いろいろ変なところあったなぁ。映画でも感染症かーゴメン有料はムリ」「これを映画化するフジも無謀だね。誰が観るの?」「こんな地味な人気のないドラマをよく映画化する気になったよな」など、反応は冷ややかだ。
「配給会社の東宝系は2021年公開の映画、西島秀俊・内野聖陽主演『きのう何食べた?』、田中圭・原田知世主演『あなたの番です』のドラマ劇場版が好調でした。その流れに乗って『ラジエ~』の制作に踏み切ったようです」(映画誌ライター)
22年4月29日から全国東宝系で公開される「劇場版ラジエーションハウス」は、この流れに乗れるかどうか注目したい。