現在放送中の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」(NHK)。昭和から平成、そして令和に至る、朝ドラ史上初の3世代ヒロインで紡いでいくことになっており、初代ヒロイン・安子(上白石萌音)の物語が終盤にさしかかるところまで進行している。
これまでの展開で、好評を得ているのが俳優・城田優のナレーションだ。
「起用理由について、制作統括の堀之内礼二郎氏は『舞台が大好きで、城田さんのパフォーマンスを幾度となく拝見していました。城田さんなら「カムカムエヴリバディ」の世界を声で素敵に表現してくれるに違いないと思いました』と話しています」(女性誌記者)
ドラマ公式サイトで城田は「ナレーションは、物語の世界観を作り上げるとても大切なもの。(中略)物語の雰囲気を壊さないように注意しながら、作品そのものをすごく楽しんでいます」とコメント。放送が始まると、SNSでは「カムカムの城田優イケボすぎるな」「朝からのナレの素敵な声、城田優さん、こんなにイケボだったとは知らなかった」など、彼の声が“イケボ(イケメンボイス)”だと絶賛するコメントが多数寄せられ、12月6日の放送回ではネット上でトレンド入りを果たしている。
「この回では、娘のるいを連れて大阪で貧しい生活を送っていた安子が雉真家に戻り、何不自由ない毎日を送りながらも、大阪での生活を恋しく思うという展開。ドラマの最後で城田の『安子はこれまでと変わらないるいとの関係が、いつまでも続くと思っていました』という意味深なナレーションが流れると、ツイッターでは“最後のナレーション”がトレンド入りするほど話題になりました」(エンタメ誌ライター)
そもそも城田の“イケボ”は以前から注目を浴びていた。
「6月から全国を巡回して展示されているディズニーの展示会『WHAT IS LOVE?~輝くヒミツは、プリンセスの世界に。~』にて、城田は音声ガイドを担当。城田は以前からディズニー好きを公言しており、2015年に公開された実写映画『シンデレラ』では、キット王子の吹き替えを担当。ネットでは『ディズニープリンセス展、城田優の声はとても素敵だった』『ディズニープリンセス展で、優くんのイケボに癒されてきました』など絶賛の声が寄せられました」(前出・女性誌記者)
まだまだ続く「カムカムエヴリバディ」。今後も、毎朝城田の“イケボ”に癒される視聴者が続出することは間違いなさそうだ。
(窪田史朗)